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あらすじ
幼い頃に見た領主様に憧れて「正義の騎士」を目指す少女エマ。
彼女は最上位騎士であるマリーから薫陶を受け、行動で技術試験艦メレアのクルーの心を動かした。
そんな中、帝国が連合王国との戦争に突入しメレアも参戦が決定する。
戦争のため艦隊司令部より監督官が派遣されてくるが――
「私の命令は艦隊総司令部の命令です。逆らうことは許しません」
メレアと相性悪そうなエリート様!
新たな機動騎士開発チームも加わりクセの強いメンバーが増えたメレアで、エマは正義を貫けるのか……!?
落ちこぼれの少女騎士が成り上がる「星間国家」英雄譚、怒涛の第4幕!!
おすすめ度:★★★★
感想
メレア全体で意識改革、ふるい落としが完了した3巻。
さらにエマのレベルも上がり、次なる舞台を求める4巻。
今巻では前の巻で脱落した人員補給から星間国家間戦争の話。
今までやる気がなかった旧メレアのメンバーもやる気を取り戻し、訓練の様子を見る限りうまく回り始めたと感じました。
それでもそこにしか居場所がない人物もいるわけで…
今巻はそんな話。。。
新たな人員として数名の新キャラが登場しますが、誰も彼も一筋縄ではいかない雰囲気のキャラクターたち。
そんな新たな問題児と訓練等でのすり合わせもそこそこに戦争へ。
もちろん、本来の目的とは別なので反発もある中、”命令”に逆らうこともできず、ようやく払しょくできたはずだったあの微妙な空気が継続しての戦地入り。
エマが引っ張る形が出来ていたのでどうなるか楽しみにしつつ、読み進めていきました。
そして3巻で学んだことを糧に十二分にその役割を果たしたのは確かな成長と言えるでしょう。
まぁ、その直後にとあるいざこざを起こしたことで”芯”はぶれていないことがわかって逆に安心しました。
さて、個人的にこの番外編なのですが、本編ではどこか残念なあの二人が少しでも活躍する姿が見れるのが良き。
こういう風に本編とは別の顏が見られるのも外伝ならでは!
譲れない”正義”を見せ、ライバルとの”差”を感じ取ったエマは次巻はどのような活躍をするのか、とても楽しみです。