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あらすじ
「マーベルワールド」のボスらしき敵を倒し、『羅城門』のオートリターン回収を待ちながら、拠点へと襲撃してくる他グループのレイダーたちを撃退し続けていた叶馬たちだったが、システムエラーで見知らぬ土地に飛ばされることに。
一方、大量の『失踪者《ロストマン》』が発生し、Aランク倶楽部からも行方不明者が出ていることで大騒動へと発展してしまった豊蘆原学園では、いつもどおりダンジョンダイブしたはずの『勇者団《ブレイバーズ》』の和人たちが勇者召喚されていて――。
謎の異世界での冒険を経て、ついに秋の倶楽部対抗戦、予選開始!
おすすめ度:★★★★
感想
前の巻のマーベルワールドと別れを告げ次なる話かと思ったら…
何やらおかしなことに?
マーベルワールド自体はいろいろな種族の人たちや普通ではありえないカオス感があって好きだったのですが、今巻の後半では倶楽部対抗戦が待っているのでそっちも楽しみ。
今巻は珍しく叶馬たちがメインの話が結構少なく、サブキャラたちの活躍だったり、動きがメインのところが多い。
冒頭からも叶馬たちというよりもクラスメイトの和人たち勇者パーティーがなぜかファンタジー風世界へ召喚されるというところからスタートという点ですでに頭悪い。
そして、叶馬たちがいないことでほのぼのとしている姿がある意味本来の姿だったのだと思うと何とも言えない…
そんななかで叶馬たちが何をやっているかというと…”魔王”をやってました…(なにやってんだ?)
この部分、web版だと結構さっくり行っていたので面白かったです。
さて、後半では第二回目となる倶楽部対抗戦!
今回だけでは対抗戦自体は終わっていませんが、それにしても全員がレベルアップし、何より偽ることをやめたのが大きい。
人畜無害を装っているメンバーが多いので入れ食い状態というのも大きく、あの外見に騙されてかられる姿は面白い面白い。
まぁ、その際に可哀そうになってくる人も数人いましたが、いったん置いておきましょう。
そっちも面白いので是非。
全体的に良質な展開が多い今巻。
何やら不穏な空気が漂ってきましたが、次巻ではどうなるのか?