一生働きたくない俺が、クラスメイトの大人気アイドルに懐かれたら 7

オーバーラップ文庫

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あらすじ

国民的アイドル“ミルフィーユスターズ”の三人と共同生活を送る志藤凛太郎(しどうりんたろう)。
特別なクリスマスを過ごし、凛太郎は玲(れい)の真っ直ぐな想いに触れた。
年も明け、夢である武道館ライブを目前に控えた玲たちのサポートをする中で、凛太郎にも新たな夢が芽生え始め……?
一方、玲たちから凛太郎へのアプローチもますます積極的に! 
日頃のお礼に、三人は凛太郎へバレンタインで手作りチョコのプレゼントを計画するが……?
「凛太郎、あーん」「そんなの見過ごせないわ!」「抜け駆けは許さないよ」
大人気アイドルからの攻勢に思わずタジタジ!? 
そして物語は次の舞台(ステージ)へ!


おすすめ度:★★★★


感想


 一つの”目標”が達成したミルスタの三人、そしてその三人を支え慕われている凛太郎が次のステージへ至るための物語。

 ”主夫”になるという当初からの目標に進むも三人の『将来』を聞き、父親との話し合いの末『将来』を考えることになった凛太郎。

 ミルスタの三人が頑張り、それを身近で見ているからこその変化だと思うといい変化だと思います。

 そんな今巻はイベントが結構盛りだくさん…

 まずは一つの集大成の『武道館ライブ』

 その後の日常に戻る『年末年始』

 そしてそれぞれの気持ちを再度伝える場となる『バレンタイン』とイベント盛りだくさん。

 前の二つに関しては今までの集大成と凛太郎が彼女たちの立っている位置を再認識するための舞台。

 もちろん近くにいるからこそ理解している部分もあるが、”本番”という場面でこそ認識できるものがあるわけで、そこを見ることで自分がどう感じるかという変化もあると思います。

 どのような感情を得たのかは正確に理解できませんが、どのようなものでも”生”の熱気というものがあるので、機会のある人は好きなものの舞台に生で感じに行ってほしいです。

 そして、そんな大成功のライブの後に待っているつかの間の日常。

 今までの日常がそのままなのでここでは割愛。

 本当にいつもの感じになっているのであの空気感が結構好きです。

 そして次なるイベントとなる『バレンタイン』が始まる。

 それぞれが凛太郎のために思いを込めたチョコを用意するために行動する姿は本当にアイドルというよりもそこら辺にいる女性と同じだと感じるところ。

 今回の件で一人ひとり今一度思いのたけを凛太郎に伝える三人の姿はおいしいですね。

 最後に凛太郎が自分の将来について考え直し始めた巻に…

 今まではただの”主夫”になるために行動していたが、今回の巻で彼女たちの行動に感化され、”今後”を考えた結果一つの道を目指すことに…

 新たな目標と今後について考え始めつつ、凛太郎争奪戦も激しくなりそうなので、次巻以降も楽しみな作品です。

一生働きたくない俺が、クラスメイトの大人気アイドルに懐かれたら 6

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