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あらすじ
覚醒した最強剣士を巡り、新たな“恋のバトル”が勃発!?
選ばれし者のみが参加を許される”魔導新人祭”。学園中が代表選抜に浮き足立つ中、ルクスは別の問題に直面していた。
終焉教団の襲撃を退けた星剣の力――謎多きルクスの秘密を探るため、王女・アルクエーナが学園に体験入学することに。しかしこの王女、ただ調査のためだけに来たわけではないようで……。「ルクスさん、私の師匠になってください!」「ルクス君は私のものですよ!?」ルクスを巡って、ご令嬢たちとの新たな恋のバトルが勃発!?
さらに騒がしくなった学園生活は、恋もバトルも油断禁物!
「――よそ見をしたらダメですよ、ルクス君?」
おすすめ度:★★★★
感想
新ヒロインの登場!!!
今度のヒロインは王女で聖女。
1巻の裏で起こっていたのはまさかの王城襲撃!!?
今巻の冒頭で明かされた真実ですが、確かにルクスを狙うだけであるならあんな大規模な”陽動”でなくてもよかったのは確か。
そして”英雄”になりそこなった落伍者が無様に踊る今巻。
ラブコメ要素もファンタジー要素も充実した巻です。
まずは、1巻以上にラブコメ要素が強くなった今巻。
理由についてはいうまでもなく新登場した王女にあります。
自身の立場や役割をしっかりと理解したうえでルクスや周囲の人に迫る様子は結構したたか。
女性に対して強く出られないルクスはもちろん、ティアリスやルビディアも振り回される様は個人的にはもっとやれといったところ。
もちろんいつものお風呂シーンもばっちりあり、最高です。
唯一の不満を言えば”混浴”出なかったこと…
次巻もお風呂シーンは期待しています。
そして、もう一方のファンタジー要素については、敵対する終焉教団の幹部が登場。
実際の実力は語られていませんが、エマクローフのことを考えると相応の実力があるはずなので、次巻以降真正面から戦う時を期待します。
そしてエマクローフの”秘密”や王国への影響が強いことがわかるエピソードなど今後に期待ができる内容が多く、楽しみです。
さらに今巻では前の巻ではいまいち活躍できなかったティアリスの”全力”が垣間見えることに。
歴代最強の名は伊達ではなく、相当な実力を持っていることをうかがえました。
様々な組織の人間も登場し、それぞれの思惑によって振り回されるルクス。
行方知れずの”師匠”の影が所々で浮かんでいるが、その真相は…
新たに判明したルクスとそして聖女の壮絶な運命とは一体…
今後も楽しみな作品です。
←師匠に借金を押し付けられた俺、美人令嬢たちと魔術学園で無双します。