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あらすじ
12月の学校は、人が少なく静かだった。
受験勉強に取り組みながらも、青春の残り時間を儚んで、悠太と沙季は惜しむように登校を続けていた。
季節は廻り、受験が迫り、時の流れと抗えない変化の訪れを感じていく。
そうして今年も終わりを迎えようとしていた。
そんな中、太一と亜季子は受験を間近に控えた悠太と沙季を家に残し、綾瀬家の実家に帰省することに。
残された二人はまるで夫婦のような幸せな時間を過ごすことになり――。
二人きりの年越し、受験本番、卒業式、思い出の家族写真、合格発表、秘密の添い寝。
人生の壁を前に癒やし合う“兄妹”が次のステージへ向かっていく、恋愛生活小説、第13弾。
おすすめ度:★★★★
感想
今までの努力の総決算である”受験”、そして”卒業”に向けた感。
今まで当たり前の空間が非日常になったり、新たに気づかされたりと”日常”が感じられる巻。
何より、時の流れが”早く”感じた。
二人とも”受験”に対して恐れつつも、それに向かって努力してきたのは読者としてのこちらもわかっているので今までの努力が報われてほしいと望みました。
そして”結果”より早く訪れる”卒業”…
さまざまな思いを胸になにより最初では考えられない変化と共に訪れた”卒業”…
そこで出会い、育んだ”縁”を大事にしてほしいです。
今巻は本当に”受験”というのにとても比重が置かれており、二人の会話も自然とそうなりますし、地の文も結構そっち関連に。
年末には家族の”今後”をにおわせるものが感じられましたが、そこは今後語られるのであれば”幸せ”だと思います。
そして二人の合否発表。。。
ラストにはいつものメンバーの”これから”という気持ちと共に次巻につながる流れに…
”卒業旅行”がどうなるかも気になりますが、二人がどのように両親に自らの関係を明かすのかも楽しみです。
失敗した…
another days読む前に書くべきだった…
うまく感想が出てこない…