うしろの席のぎゃるに好かれてしまった。2

ファンタジア文庫

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あらすじ

うしろの席の同級生ぎゃる・結崎志乃と付き合って、初めての冬。
これまで周りに誰もいなかった俺にとっては騒がしい。
<期末試験!>
三代との冬休みのため補修回避を目指して、通学中も一緒に勉強。志乃を家の前まで送ることになって……
「ね、ここでちゅーして?」「し、志乃の家の前で!?」
<クリスマス!>
聖夜のプレゼント交換。志乃の反応は――
「こ、これを着けて欲しいの!? わかった、覚悟決める」
<ご褒美旅行!?>
そして、2人きりの温泉旅行! お風呂も寝室も一緒で……
「ちゅーの次に進みたい?」「うん。お願い」


おすすめ度:★★★★


感想


 1巻からさらにパワーアップした二人の関係に注目。

 最初こそ流される形だったはずだが、お互いに想いあい、共に過ごすことで三代も様々な覚悟と共に志乃を甘やかしていく形に。

 どのような形であっても隙あらばいちゃつく二人を見ているのはとても癒されました。

 志乃の嫉妬もさらにパワーアップした印象がありますが、その分その愛を際限なく三代に与える姿はどれだけ愛しているかがわかる部分に…

 もちろん嫉妬している姿も可愛いですよ。

 そして何よりも三代の成長にちょっと感動…

 志乃を思い、バイトを始め、そして少しでも変わろうとする姿…

 もちろんすぐに変われるわけではないですが、志乃が与える影響は確実にいい方向に作用していて…

 ラストには今まで志乃が率先して引っ張っていた部分の最後の一線をゆだねられ、そして決断した姿はある意味必見。

 いろんなところで男の意地が垣間見れたのも良かったです。

 それ以外だと、なんと志乃の家族とご対面!!?

 志乃と美希の二人が過ごす家族と関りあいを持ったことで、三代が何を思ったのか…

 今巻でも様々な体験をし、さらに距離を縮めた二人。

 これまでも十分甘かったが、ここからどのように甘さを増すのか、とても楽しみです。

うしろの席のぎゃるに好かれてしまった。 もう俺はダメかもしれない。

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