ぐらんぶる(19)

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あらすじ

水樹カヤの結婚パーティーにPaBメンバーが出席! ハプニング必至、ドレスコードは守れるのか? 奇跡も催眠術もあるんだよ。全裸系青春ダイビングコメディー、幸せはじけるパリピ編!!


おすすめ度:★★★★★


感想


 前の巻のラストで催眠術にかかった千紗と耕平が引き続き催眠を引きずってカヤの結婚パーティーへ

 服を着てお酒を飲んだり、ちゃんとチェイサーを飲んだりと普段とは違ってまとも?なパーティー会場の様子を見ると普段がやはりヤバいというのがよくわかる絵面に。

 桜子が参戦してから相当ラブコメ感が強くなってきましたが、今巻では催眠という力を借りてはいましたが、それでもラブコメ感がさらに強くなったと思います。

 青春に恋愛の要素はある意味、切っても切れない関係にありますが、ここに来て本格的に千紗・愛菜・桜子という三つ巴が本格化していく様子が…

 そして今まで均衡を保っていた伊織と千紗の偽の恋人関係もここで一区切りついたが、千紗にとって伊織の立ち位置が変ったことにより今後どういったものになっていくのか。

 それにしても千紗のドレス姿もそうですが、伊織がその姿を褒めた際に自然に出てきた和式という選択肢はどういった心の変化だったのでしょうね?

 千紗の気持ちはだいぶ固まってきたように感じますが、伊織はどうなのか…

 桜子の告白の時のことを鑑みるにそこまで鈍感ではないそうなので愛菜と桜子の好意にはある程度気づいていると思うのですが、3人に好意を寄せられるようになる彼はどうなるのか。

 ”催眠術”や”偽の恋人関係”など初期のフラグをいろいろ回収した今巻でしたが、耕平のファンとしての覚悟。千紗の伊織への変化。今後どうなっていくのかとても楽しみです。

 それにしても番外編はやばかった…

 本編が結構まっとうな内容だっただけにそのギャップがひどい。

 自分は公共の場で読んでしまったので、笑いをこらえるのに必死でした。

 今巻で2巻連続で潜ってないということですが、内容的に次巻も潜るのか?

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