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あらすじ
悪徳領主、宗教国家でも破滅の危機――回避してたら救世主と崇められ!?
辺境伯に大出世したのもつかの間、
隣国の教皇を死に追いやった元凶として討伐軍に攻められ、
命を失ってしまう…という未来を予知したフラッド。
向かうは神聖ベルクラント教国。
従者&使い魔に侍娘を仲間に加え、破滅を回避すべく教皇を救え!
とはいえ、教国に山積する問題は、元悪徳領主には荷が重い?
「教皇って幼女なの!?」「フラッド様と精神年齢は近いですね」
幼女教皇とじゃれあい…
「野盗退治? 他力本願だ!」
魔獣相手に土下座を決め…
「魔力災害なんて防げないだろ!」
挙句にまさかのお手上げ!? と悪戦苦闘していたら、
なぜか名君から救世主に昇格!?
やり直し悪徳領主の勘違い立身出世、第二幕!
おすすめ度:★★★★
感想
今巻も大変楽しめた作品。
フラッドが嘘偽りなく、その場しのぎの言葉を言えば、相手が勝手に深読みしていい方向(フラッドにとっては悪い方向)に進んでいくというすれ違い。
1巻では領地を追われ、討伐される”夢”から始まり、破滅しないように行動したが、今巻では舞台を他国に移して行動開始。
個人的には今巻のキーキャラでもある幼女教皇が刺さった。
作中でも言われているが、精神年齢が一緒くらいなのかいいお兄ちゃんと妹という感じで読んでいてすごくほほえましかった。
もちろん、教皇としてもしっかりしようと強がる姿も見えて結構応える場面もありましたが、概ね年相応の姿を見せてくれたのでヨシ。
そんな幼女教皇と過ごしつつも前回と同じように破滅しないように立ち回るのも忘れない。
続巻が出るのかはわかりませんが、魅力的なキャラが多いので、この先を読んでみたい部分も…
web原作だったので読了後確認しに行ったら話数というか、タイトル的に今巻までの投稿しかなかったので、これで完結かもしれませんし続くかわかりません。
話の組み立て方もキャラクターも好みのものが多かったので是非続いてもらいたい作品です。