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あらすじ
危険で、甘美な三角関係は崩れて――物語はついに大学生編へ。
あれから二年。俺は逃げるように京都の大学へ進学し、鬱屈した生活を送っていた。
だけど二人の女の子、遠野あきらと宮前しおり。そして、こんな俺すら受け入れる友人のおかげで、毎日は徐々に色づき始める。この心地よい男女グループがいつまでも続くように。今度は絶対に恋に堕ちないように……。
それなのに。
「逃げないでください、桐島さん! 私の気持ち、ずっと知ってたくせに!」
過去への悔恨と、新しい恋。狭間で揺れ動く波乱の大学生編、開幕。
おすすめ度：★★★★★
感想
いろいろ不穏な空気の元終わった4巻から待ちに待ったこの5巻!!!
高校から大学になり、新キャラが登場するのはわかっていましたが、ヒロインも一新…
全体的な感想としてはとりあえずジャブくらいかなっと…
上記の画像を見比べてもらえばわかりますが、構図がまさに1巻と同じ…
つまり内容もまだ『健全』で、あまり不穏な空気が漂っていない!!!
そして、今巻のメインはやはり前面に押し出されているヒロインがメインとなり話を作り上げています。
さて、大学生になったということで、桐島がどのように成長したのかも気になりますが、、、
？？？
序盤読んだときはこいつどこに向かってるんだ???
と、頭の中にはてながいっぱい。
そして、中盤では高校時代のことがまぁ、トラウマになってるよねぇというエピソードとともに今回のヒロインとの関係を進めていくという順調な流れ。
ラストには本作特有の不穏な空気が徐々に感じるような展開に…
これは次巻以降に期待ですね。
新ヒロインについては今後に期待できるとともに安心できる部分がありますが、問題は前シーズンのヒロイン…
前シーズンであそこまでこじらせた元凶たちが今後新ヒロインも巻き込んでどのような展開が待っているか、そして次巻では恐らく構図が2巻と同じになると思うと…
つまり次巻ではもう一人のヒロインが桐島とどのような関係に落ち着くのかも見どころですね。
新ヒロインはどちらも魅力的なので、前ヒロインも含めて今後の展開に期待です。
ついでに、本作の着地点が本当に迷子になってるのですが、、、
今巻もとても面白かったのですが、3・4巻のような重さが無く、なんか青春していたので、次巻以降徐々にきつくなるのを期待しています。
