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あらすじ
女神を崇め、剣と魔法が存在する世界で貴族の嫡男として生まれたライエル。過去には天才、麒麟児ともてはやされ期待されたライエルだが、すべてを完璧にこなす妹セレスによって屋敷内で冷遇されていってしまう。そのセレスに思いついたかのようにライエルとの戦いを提案され、セレスと対峙すことになったライエル。全てが上をいくセレスに無様に敗れたライエルは、跡取りの座をセレスに奪われ存在そのものも失われてしまう。傷つき失意したライエルだったが、屋敷の庭に住み込む老人に助けられ、宝玉のついた首飾りを受け取る。それは老人が先代─ライエルの祖父から預かっていた、【アーツ】が記録された青い玉は、ウォルト家の家宝とも言うべき物だった。 歴代当主七人のアーツが記録された宝玉を託されたライエルは、それを持って屋敷を去るのだった。
おすすめ度：★★★
感想
三嶋与夢先生のデビュー作であり、web版の大作。
『モブせか』で有名になった部分は大きいと思うが、個人的には本作のほうが好き。
web版は完結しており、書籍も10巻まで出ているが、内容が全く違うため今後が読めないというところと、人気キャラが仲間になったところで止まってしまい悲しんでいたところ…
10巻が出たのが20年10月ということで約8年の時を経てコミカライズとなった今回。
妹に”すべて”を奪われ家族にも捨てられたライエルと愉快な7人の歴代当主、そして個性豊か…豊かすぎるヒロイン達が魅力な作品。
どこまでいくのか、コミックが売れれば続巻が出るのかわかりませんが、続きが本当に気になるのでこの機会に宣伝!!!
表紙からわかると思いますがイラストの好みが多大に分かれると思います。
それでも、内容に関してはとてもいいので、原作の続きが出るようここで売り上げを伸ばしていただいて応援したい!!!
登場する当主たちがそれぞれの時代で、どのような思いで、どのような考えで”家”を大きくし来たか、とてもよく描かれているので本当に続きが読みたいので是非お願いします!!!
