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あらすじ
「でも、今日はせんせぇが悪いよね」
こんにちは! 私淫行教師の苺原樹! 十歳年下の教え子と関係を結んで平気な顔で教壇に立っているどうしようもないやつだよ!
……そう、私は教師失格で反社会的人物で犯罪者で、夫を裏切り幸せを噛みしめている最低の妻。それでも、後悔自体は一切ない。戸川さんに会ってから、私は私の望む道を選んだ。いずれ必ず訪れる破滅を前にしても、この子を守りたい、傷つけさせたくない。私以外のありとあらゆるものから、触れさせたくない。
―ー道を踏み外した理由は、好きな人ができたから。
欲望にまみれて破滅的で、でもどこまでも優しい。女教師と女子生徒の恋愛小説、第二弾。
おすすめ度：★★★★★
感想
背徳感満載の百合作品2巻目。
1巻の時点で結構な沼にハマっていっていたので今巻はどうなるのか楽しみでした。
内容としては…
1巻と同じ流れだが、それ以上の背徳感をもって”生活”しているのが結構キタ。
しかも、スキンシップの内容も徐々に過激になっており、凜の独占欲と樹の独占欲がいい感じに混ざり合っているのもいいですね。
どこまで自制していても凜の一挙手一投足に関心を寄せ、挙句の果てには『友達とのスキンシップ』にさえ嫉妬するという罪深さ。
それを自覚したときの印象はこういう作品を読んでいる方ならわかる通り、最高です。
ラストでは様々な要因が重なって重大な転換期を迎えるような展開が!!!
二人はいったいどこまで堕ちていくのか、今後が楽しみです。
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