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あらすじ
善良さ故に奪われ続けた前世の反省から「悪徳領主」を目指すリアム。
そんなリアムを妬み袂を分かった皇太子クレオは、彼の親友クルトと皇女セシリアの結婚式を狙い策謀を巡らせる。
帝国軍に星ごと占拠され、囚われるクルト達エクスナー家の面々。
しかしクルトの愛機ヴァナディースが無人のまま脱出していて――。
「僕が……私がみんなを助けるんだ!」
一方、親友の危機を知ったリアムは急ぎ救援に向かおうとするが、修理中のアヴィドをはじめ限られた戦力で臨まねばならず……!?
悪徳領主が目標なのに奇跡を起こしてしまう勘違い領地経営譚、第11幕!!
おすすめ度:★★★★★
感想
最近になってアニメをようやく一気見した民です。
結構オリジナルの展開があって面白かったですね。
短いですが、アニメの簡単な感想も書いたので本編の感想ですが、今回は完全オリジナルということでweb既読勢ですが新鮮で面白かったです。
特に、今回の話のメインとなっているのがクレオとの直接対決前の話になっているのだが、その騒動の原因というか根幹がクルトの結婚式というところがらしいと言えばらしい。
もっとも、このらしいという部分は物語的というよりも政治的な面が強いですね。
皇帝になる前なら信頼できるところに嫁いでほしいが、権力がある程度あると”格”が優先されるのですから、”立場”って重要ですよねぇ…
そんな政略対立のど真ん中に立たされたエクスナー家が今回の中心なのですが…
はい、表紙からわかる通り今回のヒロインはクルトです。
ある意味一番”正統派ヒロイン”をやっているので当たり前と言えば当たり前なのか?
そして壮大な政争という名の嫌がらせが始まったわけですが…
いつも通りリアムにとってはという感じなのですが、また違った要因で苦戦を強いられることに…
そんな状況下での今巻ですが、ラストではまさかの展開が…
いや、、、あんなの予想できないですし、なんなら今後の展開にいろいろ期待が持てるのですが…
ぜひとも書籍オリジナルエピソードを読んでもらいたい。