反逆者として王国で処刑された隠れ最強騎士 1

オーバーラップ文庫

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あらすじ

レシュフェルト王国とヴァルカン帝国の戦争終結の立役者である王国最強の騎士アルディア。
英雄となったアルディアだったが、あらぬ理由から反逆者として処刑されてしまう。
敵対しているにもかかわらず瀕死の自分を救ってくれた、帝国皇女ヴァルトルーネを救えなかった後悔を胸に――。
だが、アルディアが目覚めると、そこは戦争が起こる6年前の世界だった!
かつて果たせなかったヴァルトルーネの命を救うと決めたアルディアは、二度目の人生では帝国の騎士として皇女に忠誠を誓い、世界を変えていく!
処刑された最強騎士が再び最強に返り咲く、逆行転生ファンタジー開戦!!


おすすめ度:★★★★


感想


 とりあえず、タイトル買いした作品。

 内容としてはタイトルまんまですが、逆行するまでの過程がやはり胸クソな部分が…

 その部分もあって逆行してからは結構幸せになってほしいと願う場面も…

 結構びっくりしたのは、逆行した人物が”もう一人”いたということ。

 てっきり一人で逆行して未来知識で一人、無双するタイプの作品かと思っていたのもその要因ですが、、、それにより、話の無理やり感が減り、スムーズに話の内容が入ってきました。

 そして、逆行したことにより明かされる前回(未来)の戦争の真相の数々…

 もともとまともな大義などないんだろうなぁとは思っていましたが、思った以上にひどい内容に開いた口もふさがらない。

 主人公最強ファンタジー系ということで、戦記物特有の智謀策謀策略暗躍といった個人的にはとてもワクワクする部分は特になくちょっと残念なことに…

 今後の展開次第ではあるが、動き出したことで未来がどのように変わり、それがどのように影響していくのか、とりあえず数巻は様子見してもよさそう。

 どうしても主人公最強物ということで他とどのように差別化するのかも楽しみなところ。

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