地味なおじさん、実は英雄でした。 3

ダッシュエックス文庫

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あらすじ

趣味であるダンジョンでのバッティングをこっそり姪に配信され、
注目の配信者“新宿バット”になってしまった社畜サラリーマンの
佐藤蛍太( 41歳)。
無自覚に無双する彼の裏の活躍もあり、DOOMプロと提携し業績が回復した冒険書房だったが、人員の補充はなく、蛍太はさらにブラックな働き方を強いられるようになっていた。
日々強いストレスが蓄積される中、久しぶりにダンジョンに潜った蛍太は、戦いの後、ダンジョン内に存在する秘密の銭湯で汗を流すことにするのだが、そこである女の子と遭遇し…!?
しかも彼女は、次に特集を組む人気“男性”ユニット≪ブルパラ≫の影猫で…!?
地味なおじさんの無自覚成り上がりファンタジー、第3弾!!


おすすめ度:★★★★★


感想


 さて、前の巻で無事?DOOMプロという大手と契約”できてしまった”おじさん。

 最初から不幸が重なる今巻。

 いったいどのような展開が待っているのか楽しみに読み始め。

 さて、まずは潰れる一歩手前の弱小企業が突然大手と契約することになり、さらにトップが無能ならどうなるか…

 はい、、、”地獄”の幕開けです!

 どのような地獄かは是非読んで確認していただきたいのですが、これに関しては想像するだけでやばいですね…

 さて、それ以外の内容としてはヒロインが増えます。

 DOOMプロのトップ3の最後の一人が今回のメイン。

 出会いはいつも通りダンジョン内なのですが、その出会い方がちょっと違うのでワンパターンじゃないと驚きました。

 そのあとの展開自体はいつも通りとはいえ、本作についてはそれでいいので割愛。

 今回の問題は彼女のパーティーに関係したもの。

 前の巻でも問題行動のある人物が会社の上層部にいたことから察することができますが、今巻でもその名残が登場。

 そして、今巻でもおじさんの体験した『過去の地獄』が語られました…

 現在よりもひどい惨状だったことがうかがえる過去の話が出るたびに痛感しますが、今巻の話も結構重め…

 逆にその『地獄』を経験していたからこその現在なのを考えると彼の気持ちもわかるというもの…

 さて、そんな三つ巴以上になったヒロインレースだが、ここからどうなるか?

 さらにダンジョンの秘密も少しずつ開示されている点も興味を引かれるところ。

 次巻では不祥事が続いているDOOMプロによるダンジョン”攻略”ということでおじさんがどのようにかかわっていくのか、そしてダンジョンを攻略した”あと”どうなるのか楽しみな要素が多くていいですね。

地味なおじさん、実は英雄でした。 2

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