大学で一番かわいい先輩を助けたら呑み友達になった話

ファンタジア文庫

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あらすじ

酔った先輩は俺への「すき」が止まらない!
ボッチだった俺に、最近呑み友達ができた。
相手は大学で一番かわいいと噂の天王寺先輩。成績優秀、容姿端麗、大学中の注目を集める先輩はいつもクールな無表情。
「天王寺家の令嬢として、私は完璧でないといけないのです」
そんな先輩の鉄仮面は、お酒を飲むと剥がれるようで……。
「糸守君の好きなところ、また一個見つけちゃったなぁ?」「うえっへっへっ! やらしーこと想像したでしょ?」……なんて、いくら何でも無防備すぎ! 酔ってるからって何でも許されるわけじゃないんですが!? 「……糸守君だけだもん、私の素顔を見せられるの」
大胆すぎる先輩との、危険な夜が始まる!?


おすすめ度:★★★★


感想


 ヒロインのギャップが素晴らしい作品。

 最初の出会いは”偶然”から、酒飲み”友達”を経て徐々に惹かれあうという一歩一歩進んでいく好みの展開もあってよかった。

 好きになる”過程”や好きになる”ポイント”が明確にわかっているのでこちらとしても納得しやすいのが良き。

 不器用な二人が”酒”の力を借りて素直にスキンシップをする姿はいいです。

 上流階級であるヒロインの気苦労だったり、地位ある人物の大変さが染み出ているのも個人的にはポイント高い。

 そして、そんなしがらみから唯一解き放たれる方法が”酒”だったということで、偶然”素”を見せてしまった主人公と”友達”になるという過程もしっかりしていたのでヨシ。

 この二人の”日常”が読んでいて心地よかったので個人的には続きが気になる作品。

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