天使な幼なじみたちと過ごす10000日の花嫁デイズ

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あらすじ

僕は今から、幼なじみと結婚する──。
隣の家の幼なじみ、八歳年下の花織ちゃん。僕のおよめさんになる~なんて言ってくれる天使である。子どもの頃から大人になるまでずっと一緒に過ごした、実の妹以上の大切な存在。
幼稚園で出会った、向かいの家に住む舞花。コミュ力お化けの陽キャ女子。小中高大から就職先まで僕と一緒で、困った時は力になってくれる頼れる幼なじみ。
僕が子どもの頃、家出した時に助けてくれた和花菜さん。生活力皆無のポンコツお姉さんで、僕が大人になった時、まだ結婚してなかったらその時は……なんて言ってくる幼なじみ。
出会ってから10000日。幼なじみは三人。花嫁は一人。僕と結婚するのは──。

おすすめ度：★★★★

感想

　3人のタイプの違う幼馴染と過ごす結婚までの10000日をダイジェストの形だが、それぞれの幼馴染とのエピソードがとてもよかったです。

　プロローグの時点でゴールは決まってましたが、一応その時点ではどのヒロインとの結婚式かは伏せられていましたが、その後の展開でわかることに。

　そして、その時々で『変えたい』関係と『変わらない』想いを胸に主人公にアプローチを続ける3人。

　それぞれとの思い出がとても輝いていました。

　3人の幼馴染はそれぞれ年下・同い年・年上＋それぞれ魅力ある？性格など誰もがそれぞれの魅力が甲乙つけづらくなってました。

　もちろん各ヒロインのアプローチも見ものですが、幼馴染ものにありがちな『幼い頃の結婚の”約束”』も各ヒロインに用意されているので、そこもお楽しみに。

　誰がメインヒロインかは表紙からわかると思いますが、だれが選ばれるか最後まで楽しみにしながら好みのヒロインを是非応援しながら楽しんでみるのも一興です。