女友達は頼めば意外とヤらせてくれる

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あらすじ

あたしはカノジョじゃなくて―― 友達、なんだからね?
「頼む――パンツ見せてくれ!!」「み、見てどうすんの!?」
学校一の美少女ギャル・葉月葵と平凡な高校一年生・湊寿也。
二人の家は同じマンションで同じ高校に通い、放課後にはお互い
の家を行き来するほど仲のいい友達同士。
いつものように二人きりで楽しく遊んでいると、突然湊が葉月にパンツを見せてほしいとお願いする。初めは嫌がる葉月だったが「あたしはカノジョじゃないんだからね?」と、釘をさした後にスカートを捲り始める。その日から湊の“お願い”は少しずつエスカレートしていき、遂には……!?
クラスで一番可愛い女友達とのエッチな青春ラブコメディ。

おすすめ度：★★★

感想

　攻めたタイトルに興味がわいて購入。

　一応タイトル＝内容といった感じでわかりやすいのだが、スニーカー文庫さん、最近攻め過ぎでは？

　これも一応言っておくが、いきなりタイトル通り（皆さんの想像している行為）のことをしているということではなく、そこに至るのは一応物語後半。

　それまでは、徐々に徐々にハードルを下げていくという形。

　いきなり本丸を出さずにひと段落ずつ下げていくのはよさげ。

　ただまぁ、扇動しているのがヒロインということもあるが、迷いもせずに開き直れる主人公も対外。

　自分から振っておいて主人公の開き直りに対して狼狽してテレるヒロインは最高です。

　ストーリー重視というよりは、タイトルに至るまでの過程を読み解くというちょっと違う形。

　最後には主人公も自信を持った人物になったが、ヒロインとの関係は『友達』のまま。

　この関係がどう動くのかちょっと楽しみな部分ではある。