こんにちは♪
本日の一冊はこちら(*’▽’)
あらすじ
雪季は義理の妹で、カノジョの晶穂が血のつながった妹だった!?
春太は、自分にとっての“妹”はどちらなのか、分からなくなってしまう。
大事なのは血縁か、それとも積み重ねてきた時間か。
答えが出せないまま、雪季とデートしたり同じベッドで寝たり、晶穂とも恋人同士の付き合いが続いたりと、甘い日々を送ってしまう。
だがある日、雪季と晶穂、二人の妹と旅行に出かけることに。複雑すぎる三角関係な春太たちの旅で、さらなる新事実が明らかになって――!?
妹と“絶対に”結ばれるラブコメ、第二弾！
おすすめ度：★★★★
一言：前の巻以上に情報量が多く、春太と共に整理するのが大変ですが、様々な”愛”が語られる第2巻!!!続きも気になります!!!
感想
前の巻では衝撃的な情報が多く、さらにラストではそれまで以上の晶穂の衝撃発言で終わり、続きがとても気になっていた作品ですが、今巻でも前の巻に引き続き衝撃発言の連発!!?
妹（義妹）を誰よりも愛する春太だが、この先どうなってしまうのか？
さらに、突然のモテキ到来により義妹・妹・後輩×２・先輩からのちょっとエッチなアプローチに、なぜか同性の親友も不穏な発言を・・・(;’∀’)
下手な三角関係よりこじれてきた人間関係はどうなるのか？
前の巻で訳あって春太とまた一緒に暮らし始めた部分に関しては理解していましたが、雪季の春太に対する行動が血のつながった兄妹だったころよりひどくなってる？
ある意味兄妹以上の関係になれるということが分かったからか雪季の行動のストッパーが取れたような状況。
春太は基本的に流されるだけで主体性はないテンプレのような男主人公ということで、今巻では女性から結構きわどいアプローチが多々ありますが、その後の行動も含めて春太から行動することは一切なかったです。
というよりも、義理の兄妹と実の兄妹がわかった時点で、ぐずぐず問題を先送りにしている時点でね…
一方の雪季は割り切ったのか春太に対して結構露骨なアプローチを繰り返す姿は、どことなく必死に見えます。
実際実の妹（雪季は知らない）とはいえ恋人がいるのですから、その状態からその一席を奪うのは容易な話ではないと思いますし、相手が晶穂という時点で察します…
そして雪季が自分なりに考え、”兄”としての春太から卒業し、”異性”としての春太を求めるのがラストの発言につながってくるあたり、成長してないように見えてちゃんと成長しているんだなっと。
雪季のことも含めて決めかねている春太にその選択肢をゆだねるのは酷なことだとは思いますが、そこまっでの勇気が雪季には無いと思っていたので、衝撃は十分。
一方、現”彼女”で実の”妹”の晶穂ですが、こちらは逆に相変わらずといった様子。
前の巻のラストにやらかしてくれた本人とは思えないほど、変わらない様子を見せているので、それが母親からの遺伝なのか気になるところ。
そんな普段はのらりくらりとしている彼女もまた、春太との関係に悩んでいるのは察せられませんでした。
血のつながった実の兄妹と告げましたが、春太が愛する”妹”は後にも先にも雪季だけというのは今までの行動や態度からもわかりますが、では、実の兄妹とわかってまで”恋人”を続けられるのか…
その答えはもちろん春太と晶穂の中にしか答えはないと思います。
一応まだDNA鑑定はやっていないようなので、100%真実化はわかりませんが、真実だった時、そして、血がつながっているものが”恋人”だと言った時、周りの反応がどうなるのかは火を見るより明らかだと思います。
どのような選択を取るにしても結局隠し刀子必要があるのは変わりなく、ただ、”今”の関係では絶対にいられないということだけはわかります。
この二人の関係もいったいどこが着地地点なのか全く予想ができないので、そこも気になるところではあります。
今巻ではメインの2人に加え、恐らくメインヒロイン達よりも積極的なサブヒロインが多々登場しています。
前の巻では晶穂とねていることは描写されていましたが、今巻でもまた、結構きわどい描写が、、、
しかも、2人はまだ中学生…それを言ったら普段から誘惑している雪季もそうなんですけど、積極的というか、肉食系というか…
結局春太は流されていろいろやってしまったみたいですが、本当に彼大丈夫か？
そして、関係が多くなったことによって、物語自体大丈夫か？
表紙から素晴らしいイラストにも支えられ、ちょびっとエッチな作品ですが、”血”・”家族”というものに振り回される子供が迷子になりながらも一生懸命悩んでいる。
そんな一風変わった青春…
今巻も衝撃的な発言によって幕を下ろされましたがいったい次はどうなるのか。。。
3巻が待ち遠しいです。
