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あらすじ
「お願いを聞いてくれたら、葛原くんの言うことなんでも聞くからぁっ！」
「ん？」
自身と同じく「働きたくない」を標榜する夏純紫苑の悩みを無事(？)解決した葛原和真。
だが一件落着したのもつかの間、彼はクラス担任であるユキちゃん先生から相談を受けることになる。
それは間近に迫った球技大会に向けて、クラスをまとめてほしいというもので――!?
ある目的からそれを承諾した和真だが、『ディメンション・スターズ！』のリーダーである春風舞白が現れたことで、それはひと筋縄ではいかなくなり……？
一途だけど愛が重い『幼馴染アイドル』との、貢がれ甘々のラブコメ第３幕！
おすすめ度：★★★
感想
クズハラがひたすらクズな第3巻!!!
相変わらずクズエピソードが続く今巻だが、人心掌握の手は結構納得できる方法なのでそこは関心。
球技大会というクラスが団結するイベントでやる気のないクラスメイト達を鼓舞するために様々な”餌”をつるすことで優勝に導くという内容。
優勝という目的のためには手段を選ばないという点も高評価。
そして、自分は対して練習をしないのでまっとうな青春物を期待した人（本作を読んだ人で期待した人がいるかははなはだ疑問だが…）は残念ながら少しもない！
さらに幼馴染たちが所属する”ダメンズ”の最後のメンバーも参加。
ここからどのように話に入ってくるか今後に期待がかかる。
問題があるとすれば正統派”ヤンデレ”を量産しているので地雷がいっぱいの作品。
クズハラはいかにしてこの地雷原を踏破するのか？
ラストには衝撃の展開がいくつか登場するが、クズハラの明日はどっちだ???
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