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あらすじ
勇者と魔王に殺されたくないので――最強国家で破滅回避
とあるゲームに登場するアルデア領主の悪役貴族ローグ・フォン・アルデアに転生していた俺。数年後に勇者もしくは魔王に殺される未来を知っている俺は誰にも侵略されない最強中立国の建国を目指すことに。執事・フリード、海軍大将・レイナ、カクタ商会・カクタの力を借りながらもアルデア領の経済と領民の生活水準を向上させ、少しずつ領内の活気を取り戻していく。次なる一手として、世界最強最悪の魔王が治めるグレド大陸との貿易を開始して外貨を稼ごうとするのだが……。破滅確定の悪役貴族による最強領地経営譚、開幕!!
おすすめ度:★★★
感想
最近流行りのタイトルだったので流行に身を任せて購入。
内容はよく読んでいる人には流れが読みやすい内容。
概ねタイトル通り。
個人的には領地経営要素がもう少しあってもいいかと思ったが、ダレる展開も多いのでいい塩梅だったか?
本作の主人公は現代の知識”のみ”インストールされて、元の人格が改変された設定。
元の人格が強いため、きつい性格は変わらず、現代の知識を詰め込んだため智謀系。
一人の例外を除いてほぼすべての人を”下”に見ているので、そういうタイプを毛嫌いする人は読むことをお勧めしない。
例にもれずweb作品からの書籍化なので一度お試しで読んでみるのもいいかもしれない。
ちなみに自分過去に既読だったが、本編を読んで読んだことがあったことを思い出したレベル。
一応今巻でタイトルにある【中立国家】の伏線は回収されたので、次巻以降どうなるかは期待。
どうしても流行の題材だけにどう差別化するかや好みがわかれるが、本作はどのようなかじ取りで行くのか楽しみ。
現代知識を使ってがっつり領地経営で行くのか、内乱・暗殺などを退け他と変わらない主人公最強系で行くのか…
ヒロインは皆かわいかったので、彼女たちとの関りもどうなるか期待ですね。