時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん4.5 Summer Stories

ラノベ

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あらすじ

アーリャさん達の煌めく夏物語が描かれた番外編!

新たな恋のはじまりを予感させた夏合宿。しかし、アーリャさん達の夏はまだまだ終わらない!
――有希の催眠術で政近が溺愛系イケメンに?予想外のスキンシップに妹と従者は悶絶寸前!――アーリャさんの激辛修行、向かったラーメン屋には意外な人物がいて?――妹に可愛い水着を着させたい!欲望全開な姉に巻き込まれたアーリャさんが着せ替え人形に!?――強くて美しいお姉様、あのカップルの馴れ初めエピソード――
生徒会メンバー達の煌めく夏物語が描かれた番外編!
【さーくん。もう、会えないのかな……】
そして約束の場所で運命の相手を待つ彼女の想いが今、明かされる――。


おすすめ度:★★★★


感想


 初の短編集+アーリャ以外の表紙といういつもとは一味違った装いに。

 短編集ということで、本編の裏側で起きていた些細な日常を描かれており、本編に関する新しい情報とかはないですが、彼らの日常の一コマが見られた貴重な巻。

 この巻を読んでいなくても本編には一切関係ないということだが、普段では見られないいろいろな姿が見られるので、今までを読んでいたら読んで損はない内容。

 本編では恐らく関係ないどころか、そんな繋がりがあったことすら語られることはないだろうが、意外な組み合わせが多数登場。

 この短編集の中で何より興味をそそられたのはやはり今回の表紙も飾り、5巻以降カギを握るであろうマリヤの想いと行動。

 4巻のラストで劇的な『再会』を果たし、今後の展開を左右する存在だが、アーリャとの関係も含めてとても気になる展開が。

 そして短編集だからこそ語られた生徒会長と茅咲の馴れ初め。

 恐らく楽しみにしていた人も多いこの話題ですが、思った以上に最高でした。

 上記2つのエピソードだけでも必見の価値はありますが、それ以外のエピソードももちろん面白く、普段とは違った装いになっているので興味を持った方は是非読んでみてください。

時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん4

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