無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きする

ラノベ

 こんにちは♪

 本日の一冊はこちら

あらすじ

これってもしかして……俺に甘えているのか?
誰も声を聞いたことがないと噂されるほどに無口な小動物系美少女・小日向さん。困っているところを助けてあげてからというもの、小日向さんとの距離がやけに近い気がする。お揃いのストラップを付けたいとねだってきたり、ぺちぺちと小さな手でスキンシップを繰り返してきたり……。挙句の果てには二人きりの部屋で無防備にも俺のひざに寝転がり、安心しきった顔で眠り始める始末。
「……もしかしてちょっと照れてる?」「……(ふるふる)」
何も話さない代わりに俺の胸に頭を押し付けてくる小日向さんは、少し――いや、とってもかわいい。甘えん坊な無口ヒロインが尊い!? 癒されラブコメ開幕です。


おすすめ度:★★★★★


感想


 ・・・ヒロインの小日向さんがただただ可愛く、その行動を愛でる作品ですが?

 小動物が嫌いな人は少ないと思いますが、本作のヒロインの小日向さんはまさにそれ!!!

 『無口』という設定上本当に作中で”話す”ことはないのですが、その分行動で自身の感情を示す姿が、本当にかわいらしく、小動物や小さな子供のよう。

 もうね、主人公や周りがどうのこうのというのは一切合切どうでもいいと切り捨ててもいいレベル。

 しかも、無口キャラにありがちな【文字による意思疎通】も”単語”だったり、”誤字”といった言葉足らずのような形がさらに庇護欲を醸し出す…

 さらに、食事のシーンも多いのだが、タコさんウインナーを誇らしげにしたり、小さな口で一生懸命食べるシーンなど、何とも言えないシーンも…(健全のはずなんだけどなぁ)

 一応『無口』という設定自体は彼女の姉からの情報によりちゃんと『話せる』ということは間違いなさそうだが、いったい彼女が作中で最初に『話す』言葉はいったい何になるのか楽しみ。

 そんな感じで、他に語ることはないのだが、、、

 一応作中の周囲のキャラたち(主人公たちも含め)もおおむね同じような想いをもって小日向さんと接しているので問題なさそう。

 個人的にはラストに登場した彼女のファンクラブがどのような活動をしているのか怖いもの知らずでのぞいてみたい(番外編とかで書いてくださらないかなぁ?)

 そんな小動物系ヒロインを愛でる作品なので、癒しが欲しいと思った方には特におすすめです。

 今後はいったいどのような姿を見せてくれるのか続きがとても楽しみです。

タイトルとURLをコピーしました