男嫌いな美人姉妹を名前も告げずに助けたら一体どうなる?6

ラノベ

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あらすじ

内緒にしていた姉妹との交際関係を親友にようやく打ち明けた俺は、時々そのことでからかわれながらも平穏に学校生活を送っている。
球技大会や定期テストなどの行事を楽しく終え、迎えた夏休みの一大イベント。それは……新条一家との旅行。
人目を気にすることなく海辺の別荘でイチャイチャし放題な最高の環境を前に、もちろん美人姉妹のテンションも最高潮!
「水着着るの手伝って?」「もっと刺激的なこと……する?」
日常のスキンシップの延長線上。だけどいつもとは違う環境、触れ合う素肌……夏に浮かされた俺の理性はいよいよ崩壊寸前になって、抑えていた欲望を思わず姉妹に漏らしてしまい!?


おすすめ度:★★★★★


感想


 美人ヤンデレ双子とのラブコメも6巻。

 5巻で友人たちに2人との関係を暴露し、限定的ではあるが遠慮することが無くなった場所が増えた3人。

 表紙の時点で楽しみしかないのですが、そのまま『水着』回。

 どのような展開でそうなるかについては…想像できるなぁという感じで安定感の出てきた作品。

 さて、お楽しみの水着回自体は後半の今巻の前半は『球技大会』!!!

 学園物だと結構な頻度であるイベントです。

 男性陣の活躍だけでなく女性陣も活躍したり、応援の仕方など作品によってばらけますし、しっかり描写するかダイジェスト気味に行くかというところもあったりとイベントごとに作者様の色が出るのでこういうの好きだったりします。

 本作では両方の活躍が見ることができます!!!

 片方が活躍するのもいいですが、こうやって両方とも相応の活躍の場があると新たな発見があったりもしていいですね。

 そして前半ラストではまさかのアクシデントがあるも、新条家の手厚いフォローという展開が…

 個人的には個々の描写をもう少し多くとってくれても嬉しかったかなぁと思ったりも(願望)

 いやね、普段の日常じゃんと言われればそうなのですが、個人的にはその”日常”も楽しみなわけで…

 まぁ、そんな”日常”を過ぎた先にある”非日常”としての『水着』回の後半。

 三者三様の水着のイラストに満足です。

 今巻では全体を通してさらに一歩踏み込んだ関係になるための準備だと思える描写が多く、水着なんて絶好のアピールポイントということで姉妹のやる気も大きく、大変満足して読むことができました。

 ラストではまさかの展開に驚くも、一線を越えたことで三人のこれまで我慢してきた部分がどう変化するのか大変楽しみではあります。

 次巻以降はいったいどのような変化を見せてくれるのか楽しみです。

 最後に個人的に本作の楽しみになっている作者様とイラストレーター様の一口コメント…

 敗北してからというものまともなことしか書かれないみょん様(これが普通なんですけどね…)

 対照的に生き生きとしたコメントを残しているぎうにう様よ(笑)

 今回も欲望を前面に押し出したコメントを残しているので本編だけでなく隅々まで読むことをお勧めします。(本作だけじゃなく、他作品も結構面白いですけどね)

男嫌いな美人姉妹を名前も告げずに助けたら一体どうなる?5

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