第三皇女の万能執事 1

HJ文庫

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あらすじ

「チョロすぎます、クレル様」
世界最硬の防御魔法を操る天才魔法士ロート。そんな彼の仕事は世界一可愛いぽんこつチョロかわお姫様クレルの護衛執事。
愛ある毒舌に逐一可愛い反応をする彼女を愛でつつ日々お世話するロートの下にある日、国宝である「魔鍵」を護ってほしいという依頼が届く。解決に乗り出した二人だが、それはやがて国の、そして二人の運命を揺るがす大事件へと発展していき――
「私の執事さんは、絶対に私を護ってくれますよね?」
チョロかわ最強皇女様×毒舌万能執事の最愛主従譚、開幕!


おすすめ度:★★★★


感想


 とりあえず、チョロかわヒロインがひたすら可愛い作品。

 執事の毒舌にはいったん置いておけるレベルでヒロインが感情豊かに物語を彩ってくれるので良しとします!!!

 魔法を使うために”魔鍵”と呼ばれるアイテムが必要なのですが、”鍵”というキーワードは個人的に好きですね。

 未知の力をどこからか引き出すという点で面白いと思いますし、階級を作り、その階級によって威力やできることを分けるのは毎度のことながらわかりやすい。

 そしてそれをめぐっての騒動がメインになるのですが、騒動の中心がわかりやすいですし、今回の騒動を起こした犯人の動機については同情する点もあり、ちゃんとその部分も掘り下げられていたのもいい感じ。

 タイトルからもわかる通り一応皇族なのでえらい人物なのはわかるのですが、とある事情から城には住んでおらず、狂信者たちと住んでいるという設定なのだが、今後一緒に暮らしている狂信者たちがどのようにその沼にハマっていったのかも語られるのか?

 結構続きが気になる作品です。

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