こんにちは♪
本日の一冊はこちら
あらすじ
これは『義妹生活』のもう一つの物語。
「──小説を書くときに私が書き忘れてしまったことを、上野監督やスタッフの皆さんがきちんと見落とさずに拾ってくれた──そんな印象を持っています」(本文より引用)
2024年7月に放送を開始し、大好評の内に放送を終えたTVアニメ『義妹生活』。
その各話放送後に、Xで綴られた原作者・三河ごーすとの熱い想い。
それらのテキストを改稿したものと、読売栞の過去を彼女の視点で描いた書き下ろしの外伝小説──「グッド・バイ」を収録。
作品の奥深い魅力を増幅するための、ファン必携の一冊が登場!
おすすめ度:★★★★★
感想
まず、先に謝らせてください。
アニメ見てないです。
そのうえでの感想になりますが、そもそも本巻のメインとなる部分がXで投稿された作者様の『アニメに対する感想』がまとめられたものなので本来はアニメを見たうえで読んだほうが良いと思います。
それでも、原作に関する裏設定や先生が心がけて描写している部分など知ることが出来たのはいいと思いますし、個人的にですが、他の作品でもこういうのがあると嬉しいと思ってしまいました。
もちろん、アニメに関わった人に感謝の言葉は伝えていると思うのですが、原作者のアニメに対する”感想”ほど濃厚なものは無いと思います。
なんだかんだ言ってその作品が一番好きなのって『作り手』だと思っているので。
そんな感じで”自分の中のメイン”は後半の読売先輩の短編…
・・・これに関しての感想は控えます。
本編に影響せず、本来は埋もれていた物語。
本当に気になった人、本作のファン、そういった人が彼女の”背景”を知ればいいと思います。
ただ、本巻を読んでから1巻から読み直すと別の視点で読むことに”なる”と思うのでお勧めです。
※おかげで感想を書くのが大変でした…