親友の妹が官能小説のモデルになってくれるらしい2

ラノベ

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あらすじ

お兄ちゃん……鈴音と一線越えよ?
親友の妹・水無月鈴音の協力により、出版社から書籍化の打診を受けた官能小説家で高校生の金衛竜太郎。数日後、担当編集者と待ち合わせしている喫茶店に向かうと、鈴音の母・水無月鈴葉が待っていた。少し戸惑いつつも、竜太郎は鈴葉との打ち合わせで改稿方針を固めたあとプロットを作り直すことに。
慣れない作業で悩む中、鈴音から「私を本当の妹だと思ってください」と提案され、勉強を教える名目で筆を使って鈴音の体に数学の公式を書いたり、制服の着替えを手伝ったりと、竜太郎は少しずつ変態値を上げていくのだが……。
親友の妹JKとの超ド変態ラブコメディ、第二弾登場。


おすすめ度:★★★★


感想


 前回よりもさらに変態性のました今巻。

 前回は親友の妹である鈴音を相手にあれだけの変態という名のフラグを建築し続けた竜太郎。

 今巻ではフラグや重しという表現は使われなくなりましたが、今回は竜太郎が”自主的”に行動を起こすように誘導する様子が多く、彼の苦難がうかがえます。

 さらに前回も少し出てきましたが、鈴音の家族である水無月家との交流も深まり、あの子にしてあの親ありとしみじみと見せつけられる結果に…

 書籍化するに至って作品をさらに良くしようと作者と編集担当が二人三脚で頑張るというのは恐らく創作だけでなく現実でも一緒ですが、ここまでとは…

 どんどんと底なし沼にハマっていく竜太郎は”常識”というものを捨てずに持ち続けることができるのかちょっと注目。

 やっていることはグレー判定を出さざるを得ないような行為ばかりなのに、ギリギリセーフと言いたい絶妙な線をいっており、次は何をやらかすのか毎回楽しみです。

 1巻に比べて2巻、これは3巻ではどれほどの変態性を出してくるかハードルはどんどん高くなりますが、今後がとても楽しみです。

親友の妹が官能小説のモデルになってくれるらしい

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