記憶喪失の俺には、三人カノジョがいるらしい

MF文庫j

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あらすじ

事故にあって、記憶を失った俺が目覚めたら──彼女三人いるじゃん!!
頭に強い衝撃。これが俺の、最初の記憶。何故最初の記憶かというと、それ以前の記憶が無いからだ。病室で目覚めた俺を訪ねる見舞い客。その中で、俺はあることに気が付いた。
──俺、彼女三人いるじゃん!!
三人それぞれ個性的で、魅力的なカノジョたち。家のお世話を担当してくれる幼馴染の湊明日香、同じクラスのカリスマモデルの有栖川紗季、そしてなぜか俺のことを推している(!?)小動物系のオタク後輩・笛乃ひな。三人の彼女がいながら一切過去の記憶がない、とんでもない不安の中で学校生活が始まる! かつての俺、一体何をしてくれたんだ──!?


おすすめ度:★★★


感想


 タイトル通りの内容なのだが、とりあえず登場人物が多く、ヒロインも3人と多く、さらに下手をしたらヒロインよりも周囲のサブキャラのほうが出番が多くないか?と言えるくらいちょっと…

 ヒロイン3人にしてもフォーカスされている部分が少なく、あまり魅力が伝わってこない…

 一応それぞれに”役割”があるらしいが、どういう役割が割り振られているかは謎のまま。

 しかも、現状だとヒロインの一人が”悪役”になっているのもいただけない。

 彼女たち3人と主人公の間に何があったのかは語られていないが。。。

 続きがあるような終わり方だったので、一応構想はあると思うのですが、1巻の時点から無理やり物語を動かすのはどうだったんだろぉ…

 ヒロインが1人だったらよかったのかもしれないが、3人と多いので、初刊なら状況整理とヒロイン一人ひとりにもう少し登場シーンを増やしてもよかったのでは?

 唯一主人公が現在の状況を良しとせず、自分にできることをこなしていく姿には好感を覚えた。

 続きについては様子見しつつ読んでいく感じかと・・・

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