転生したらスライムだった件 20

GCノベルズ

 こんにちは♪

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あらすじ

暴走と覚醒の最終章――
因縁の敵ミカエルを制したリムルであったが、各地では今もなお激戦が続いていた。
ミリム陣営と蟲型魔人(インセクター)の戦いもまた、両陣営入り乱れた混戦の様相を呈している。
理不尽なほどに力を持つミリムが本気モードに移行し、勝敗の行方は決まったかのように思われたそのとき、
戦場に氷雪の美女が現れ戦況を激変させる――。
その美女、世界に3体しか現存しない竜種の長姉“ヴェルザード”が
、圧倒的な力で場を制圧し、戦場を氷漬けにしてしまったのだ。
仲間を失い暴走を始めるミリム。
そしてミリムを止めるべく、リムルもまた戦場へと舞い戻るのだった。
大人気転生ファンタジー待望の最新刊、遂に登場! !


おすすめ度:★★★


感想


 頂上決戦の一幕が終えてようやく続きが出ましたが、、、う~ん。。。

 強い強いと言われてきたインセクターが活躍していくのかと思いきやそうでもなく、山場が用意されているかと言えばお約束展開というかそういうのも特になく…

 今回リムルの活躍自体は無いが、今後激化するであろう戦闘に際して眷属たちの見せ場が作れる場としてみれば今回の巻は正解かと…

 それにしても本当に登場人物が増えた関係で誰だったかわからなくなりつつある…

 実際今巻でも新キャラが多数登場するとかいうもう収集が付かないような状況…

 その中でも何名かはすでに退場したのですが、、、もうね…

 そして今回もそれぞれの戦場で明かされるお約束の”後出し設定”の数々。

 既存のキャラより強いのは当たり前なのですが、そこにさらにメタ要素も強い能力も付与されている関係で結構力関係に関してもあれ?と疑問に思うことも。

 ここまで続くとどうしても似たような展開が続くことが多くなっていてグダっている感も否めない。

 しかも展開自体も遅々としてものになっており、今巻のラストの展開はこういった問題の改善につながるか?

 ラストがとても気になる展開にすることで次巻に対して興味を引く終わり方も最近多く次巻を何とか購入させようという意図が伝わってくるのはある意味残念。

 それでも続きが気になるから購入するが…

 混迷している今回の引きでいったいどういう展開が待っているのかは楽しみです。

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