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あらすじ
元側近は、女勇者となって転生した世界でも魔王に仕えたい!
人族と魔族の長きにわたる戦いに終焉と勝利をもたらし、世界を滅び尽くした歴代最強の魔王――バルド・バルバドス。
彼に忠誠を誓い、戦い死んでいった六魔臣――銀狼、黒竜、真祖、暴鬼、邪精霊、夢魔を憂い、バルドは側近たちを新しい世界へ転生させると――美少女の姿で『勇者』になっていて!?
「バルド様――ついに時が来たのですね!」
「時、だと?」
元側近たちに次こそは平穏な日常を願うバルドだったが、元側近たちは前世と同じくまた世界を征服するため力を尽くしたいと忠誠を誓い、さらには甘えてきて!?
学院都市の学長となった魔王と元側近のすれ違いハーレムファンタジー!
おすすめ度:★★★
感想
『世界』を一度滅ぼした”魔王”が主人公という何とも新しい形。
一度滅ぼしているからこそ”最強”設定がすんなり入ってくるのも好き。
というよりも、下手な最強設定よりも説得力があるのが好み。
そして、そんな彼を必要として”転生”させた世界の管理者である”女神”。
かつての世界での”側近”達と女神と過ごすハーレムだが、前世を覚えている設定なので好感度がカンストしているという点では過程を楽しむタイプの人には物足りないか?
前世よりも劣っている現世の体でかつての主を支えるため、様々な工夫をするヒロイン達の姿にも好感が持てる。
もちろん、7人全員、個性があり自分の得意分野を生かした設定もあり、過去のエピソードがたびたび入れられるのも良き。
今巻では魔王を復活させるほどの”世界の脅威”についてわかったこともあるが、、、
主人公の強さが桁違いすぎてもうね…
一応世界が崩壊するというデメリットがつくので、今回みたいなムーブは出来なさそうだが…
こういった作品は最終的にはそれらのしがらみをいかに回避して”全力”を出すかを求めたら個人的にはつまらなくなるので今後に注目。
個人的には主人公は本当に”ジョーカー”として動いてもらって物語自体はヒロイン達主体で抗ってほしい…
主人公最強+ハーレムものが好きな人は是非読んでみてください。