才女のお世話 8

HJ文庫

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あらすじ

マネジメント・ゲームが成功に終わるも、成香の“頑張り”のために心穏やかでない伊月。さらには、生徒会長・港真希に呼び出され、生徒会選挙に向けてある課題を追加されることに。 これまで直面したことのない悩みに頭を抱える伊月は、気づけば自分と同じように切磋琢磨する百合と話をしていて――
「……アンタがそんなふうになったから、私も燃えてるのよ」
伊月の日常や百合が手にした大舞台のチャンスなど、恋の悩み以外もイベント盛沢山な、お嬢様とお世話係の恋物語、第8弾!!


おすすめ度:★★★★


感想


 前の巻までの【マネジメントゲーム】が終わり、一服し日常を挟むのかと思いきや矢継ぎ早に【生徒会選挙】に突入!!!

 今巻では本格的に動き始める前の『顔合わせ』という意味合いが近かったが、ここから数巻にわたってどのような展開が待っているのか楽しみです。

 そして、同時に成香が動いたことで気になるラブコメによるヒロインレース。

 初恋+そっち方面に対して知識0の雛子の空回りっぷりは可愛いですね。

 もちろん普段の姿は普段の姿でいいのですが、一途ということがすごく伝わる。

 ただし、現状では立場が違い過ぎる故成就するには壁が多いが、【マネジメントゲーム】の結果から伊月の評価が上がり、一歩前進。

 まだまだ”隣”に立つにはまだまだ足りないが、今後の活躍に期待。

 そして、もう一つ今回初登場の生徒会長に指摘された伊月の”懸念”について。

 言われてみれば今までそういう話は無かったなぁと…

 もちろんアンサーも用意されていますが、納得の人選。

 競い合うように上りあう二人だからこそ、昔から知っていて、気心知れた仲だからこその関係性がそこにはあるという何とも得難いのがいいですね。

 最初に書きましたが、ここから新章になりどのような展開が待っているのか今後が楽しみです。

才女のお世話 7

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