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あらすじ
深夜の旅館で、枕を片手に”合法的”な青春を。
「……うん、灰島君は『知りすぎた男』だもんね」
部活のかわいい先輩・雪葉さんと一つ同じ布団の中で――。
入学式のあの日、彼女の囁き声に気づいてしまったのが、僕こと灰島爽斗のちょっと変わった高校生活の始まりだった。
女の子と一緒に温泉に行ける部活!と聞いて入ったのは、まさかの「枕投げ部」!
え……いや?トランシーバー?枕に当たったら死んだも同然……?そんな枕投げは知らないです!!!!
僕が夢見ていた青春とはだいぶ違っているれど、全力でバカをする先輩たちは楽しそうで、色んな表情を見せてくれる雪葉さんともっと仲良くなりたくて……。
友情も恋愛も、僕の青春ラブコメは枕とともに!
おすすめ度：★★★★★
感想
タイトルと表紙に騙された!!!
表紙やタイトルから添い寝系や同居系のラブコメだと思うじゃないですか!!!
それが、蓋を開けてみたら結構ガチガチのスポコン系!!!
しかも題材は野球やバスケなどではなく『まくら投げ』というそもそもスポーツですらない”遊び”
それをスポーツと言えるまでにルールを明言化したことで面白い題材に早変わり。
元が遊びと言えど真剣だからこそ伝わるその空気感、そして所々”遊び心”が残る”中二病”丸出しの『必殺技』
まくら投げを真剣に楽しむ個性豊かなキャラクターたちがハチャメチャする楽しい作品です。
一応ヒロインとのラブコメじみたものもありますが、メインはどこまで行っても『まくら投げ』という競技に集約されるので、変わり種の作品が読みたい方におススメ。
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