彼女をデレさせる方法を、将来結婚する俺だけが知っている2

GA文庫

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あらすじ

高校時代(俺と出会う前)の嫁も、結婚後(結婚してデレ甘)な嫁も、
どちらも可愛いタイムリープ系ラブコメディ。
「これ、昨日鈴原くんに選んで貰ったの!(ドヤ)」
「え。二人で遊びにいったんすか?」
若葉祭が成功裏に終わり、活動も一段落したある日。生徒会に予想もしなかった少女が現れる。
彼女の名前は新妻カエデ。
入学時の成績が第三席で、今まで休学していた同級生。そして俺の――
(距離感が近い)幼馴染である。
小学校卒業以来の再会に盛り上がる俺たち。
一方由姫は、突然のライバル出現に気が気でないのか、カエデと張り合いだして――!?
(そんな嫁も可愛いなぁ)
これは俺が、嫁の灰色の青春を、甘々に上書きする物語。


おすすめ度:★★★★


感想


 未来の『経験』を生かして未来の嫁のために学園祭を成功させた正修。

 気になるところまでは行っているが、まだまだデレるには足りない由姫をデレさせ、黒かった青春時代をよくすることはできるのか?

 そんな2巻のメインはやはり正修の幼馴染の登場!

 そしてその幼馴染に振り回されることになる由姫の反応がかわいくて最高でした。

 兄に勝つために躍起になる姿もいいのですが、無意識化の独占欲もよかった。

 また、そんな由姫に手を貸す正修も未来がわかっているというアドバンテージも歴史が書き換わっている時点でほぼ意味はなく、正修自身由姫の好みや思考を把握することに重も気を置いているのでその都度しっかり考えて行動しているのもいいですね。

 もちろん、未来の知識を別のところにも使っていますが、これに関してはみんな考えたことがある内容ですし、1巻のころからやっていることをさらに細かく説明されているし、ある意味家族のためなのでヨシ…

 そんな中、今回のイベントは『目安箱』

 たまに出てくるこの装置なんですが、実際に学校にあった人ってどのくらいいるのかな?

 自分は見たことが無いのですが…(知らないだけであった可能性も…)

 そして、こんな創作物に出てくる『目安箱』の相談内容が普通なわけなく…

 新たな騒動に巻き込まれつつ、由姫の好感度アップと生徒会長にするための点数稼ぎのために行動という流れはこの後も続きそうか?

 未来と現在の比較がたびたび語られるので結構安心して読めるのもいいですね。

 それにしても、新たに登場した幼馴染ハイスペックすぎませんか?

 彼女が今後も物語をうまく動かしてくれることを期待しています。

彼女をデレさせる方法を、将来結婚する俺だけが知っている

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