セブンス (3)

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あらすじ

アリア奪還のため、盗賊討伐を先代達と計画するライエル。「貴族の馬鹿息子」を演出し、200人もの盗賊討伐隊を率いて出撃する。寄せ集めの討伐隊はまとまりもなく、しかも盗賊達のスパイまで入り込み行動は筒抜け状態。野営地の情報をつかんだ盗賊達は夜襲をしかけるべく準備を始める。しかし全てはライエルの計略で、逆に盗賊達のアジトに奇襲を仕掛ける。そして敵の首領であるボラズを見つけたライエルは先代達から譲り受けた「アーツ」の力を使い一騎打ちを挑むのだった!!


おすすめ度:★★★★


感想


 原作1巻も佳境の歴代当主協力の【アリア奪還作戦】

 今まで使うことが出来なかった歴代当主たちの【アーツ】を武器に活躍していく最初の一歩。

 もちろん様々な制限がある中だが、【アーツ】よりも心強い歴代の”知恵”が使えるのが本作の本当の強みだと思っている。

 チート能力があればそれだけ爽快感等を感じることはできると思いますが、それぞれの時代に応じた清濁併せ呑んできた人だからこその考え方は本当に強い。

 領地、今ではそれぞれの企業でも何でもいいのですが、発展させ、守るためにはきれいごとだけではやっていけないというのもわかっている。

 それらの経験は十全に使えるというアドバンテージで地味だが効果的な戦略が立てられるのがいいですね。

 ただ、華々しい戦闘というものが好きというのもわかりますが、個人的には力業よりこういう知略系のほうが好きだったりします。

 この巻で最初のパーティーメンバーがそろうので今後の楽しみが増えた形です。

 ・・・あのぉ、そろそろ原作の新刊をotz

セブンス (2)

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