VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた10

ファンタジア文庫

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あらすじ

そして伝説へ――
選ばれし輝く少女たちが所属する大手運営会社ライブオン。切り忘れから大人気となった三期生・心音淡雪は、五期生・チュリリをサポートし、不安定になっていた匡を救った。束の間の安寧を取り戻したライブオンだったが、なんと淡雪の飲酒企画が公式に実施されることになり!?
壮絶な飲酒企画の結果、あるものを一ヵ月禁じられた淡雪。そしてそれを再び解禁した衝撃によって淡雪は「あ、面接の時のこと思い出した!」唐突にライブオンの面接を受けた時のことを思い出して――衝撃のVTuberコメディ、伝説のフィナーレ!!


おすすめ度:★★★★★


感想


 まずは完結おめでとうございます!

 何事にも全力な個性豊かなメンバーがそれぞれが活躍するとてもいい巻。

 そして何より彼女の”原点”を知れたのはよかった。

 web版から追っていた身としては両方が同じようなタイミングで完結したというのも感慨深いですね。

 始まりが破天荒すぎる始まりで、そこからノリよく展開されてきたからこそ読みやすかったというのもあります。

 前の巻まででメンバーの悩みや問題を解決していたのもこの”終わり”に向けてのアプローチだと思うと綺麗に畳んでいたのがわかります。

 最終巻にふさわしい始まりから突然の”禁酒”。

 そして、そこから本編では語られてなかった彼女たちの”過去”の振り返りと…

 個人的には今巻は今まで以上に”流れ”が出来ていたと思います。

 自分たちが彼女たちの活躍を知ることは今後できませんが、彼女たちが今後も活躍していくという”次”が見えるいい終わりでした。

 タイアップも多く、『伝説』になったのではないでしょうか?

 次回作も応援しています。

VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた9

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