クラスのギャルが、なぜか俺の義妹と仲良くなった。3

ラノベ

こんにちは♪

本日の一冊はこちら(*’▽’)

あらすじ

夏休み、やはり結愛は名雲家に入り浸る日々。紡希とも連れ立って遊びを満喫していたら……ふとしたことから、結愛の実家との確執を知る慎治。そして俺は、なぜ結愛が紡希の友人となったのか、その理由を知る。


おススメ度:★★★★


 小さくも大きな前進を見せた巻。

 慎治の腕が治るまで名雲家に入り浸る結愛との生活もとうとう夏休みに突入し、紡希に楽しい夏休みの思い出を作ってもらおうといろいろ計画していたであろう慎治にとっては落胆したであろうが、その分家でそれぞれの絆を育むことに。

 そして結愛の過去を知り、夏休みの終わりに左腕も治り、今までの”日常”が返ってくるだけだと思った矢先…今までの関係から進む出来事が!!?

 次巻からは夏休みも終わり普通の学校生活が始まるが、2人の関係はどうなっていくのか?とても楽しみになる1冊でした。

結愛の”過去”

 今巻で結愛の”過去”というある意味重要な部分に触れることになりました。

 なぜ、紡希と仲良くするのか?壊れたものも含めて多くのトロフィーや賞状はなにか?そして、”家族”との確執がなぜ生まれてしまったのか?そのすべてがここで明かされ、それを聞いた慎治のとった行動は…

 結愛の過去についてはある意味ではどこの家庭でもあり得ることであり、また、小さな不幸が重なったことによってできた不和ですが、それを胸にしまい、何事もないかのように今まで過ごしてきた結愛がすごいのであって、それを聞いた慎治が結愛をどれだけ支えられるのかが今後のカギになってくるでしょうね。

謎が深まる名雲家の”過去”

 もともと名雲家が離婚して父子家庭であり、慎治が母親にあまりよくない想いを抱いているのは作中で幾度も描かれていますが、それについては結愛の影響もあり、多少なりとも緩和されることに。

 そして、今回新たに浮上してきたのが紡希の”父親”について。

 慎治も紡希もあったことがなさそうな雰囲気でしたが、名雲家の頼れる父、弘樹が嫌悪感を醸し出すほどの人物だったので、結構印象的でした。

 実際、離婚の際も母親のことをあまり悪く言っておらず、自分が悪いと思っていたくらいですからそこから考えるとその異常性がよくわかります。

 一応今巻で名雲家は兄妹そろって夫婦間で何かしら問題があったことが判明しますが、その理由がどのようなものなのか今後明らかになるのかわかりませんが、紡希の父親がいろんな意味でカギになってくるのか?

夏ということで色とりどりの衣装

 表紙の時点から結愛の浴衣に清楚風な衣装。紡希の水着と普段であれば見ることができない格好が多いですが、作中ではもちろん紡希以外の水着姿や結愛以外の浴衣姿と様々な衣装に着替えてくれます。

 水着に関しては慎治の腕の件があるので公共施設でということはないのですが、それでも結愛と紡希が幸せそうで読み手としてほっこりつついい義妹だなぁと。

 そして浴衣という夏でも本当に一部でした登場させられない衣装ということで、外されなくてよかったと安堵。結愛から紡希に対する気遣いなども込められ、”次”につながるものとしていつか紡希から繋がってくれると嬉しいですね。

 さらに普段はギャル系ファッションが目立つ結愛の清楚系の衣装については一波乱ありましたが、ある意味慎治の無意識化の独占欲が現れていてとてもよかったと思いますし、また、それだけ結愛のことを心配しているんだという気持ちも見ることができるエピソードでとてもよかったです。

最後に

 ”偽り”という建前の関係から一歩を踏み出し、長い夏休みも終わって次回から新学期。

 2学期と言えばセオリー通りなら学園祭や体育祭などのイベントも盛りだくさん!!!

 このイベントの数々も楽しみの一つですね。

 結愛の不意打ちで関係が進むことになった慎治と結愛はどうなっていくのか今後の2人の展開も楽しみです。

 そして、結構いつかいつかと期待しているのが”名雲家”の過去の清算。

 母親との確執もそうですが、離婚の真相や、今巻で登場した紡希の父親との件など結愛の件が終わったかと思ったらどんどん出てくる問題の数々。

 慎治が母親と対面する時は来るのか、そしてその時に結愛との関係をどのように説明するのか期待している部分があります。

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