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あらすじ
高校生の小暮涼真は、幼馴染で親友の平沢獅子から恋愛相談を受ける。
モテモテなのに恋愛事には無関心だった獅子の唐突な告白に涼真は驚くのだが、
好きな相手がクラスメイトの大人しい女子である大月雫だと知り、その手助けをすることに…!
親友のために雫の情報を探っていた涼真だったが、突然学校一の美少女である朝比奈アリサに呼び出されてしまう。
雫の親友である彼女は、涼真が雫のことを好きだと勘違いしていて…!?
アリサの勘違いで涼真は奔走! そして次第に近づく涼真とアリサ、親友同士の恋の先に待つ自分たちの結末は――。
親友同士の恋の応援から始まる青春ラブコメ!
おすすめ度：★★★★
感想
二組の似た組み合わせによる親友の恋を応援し、一緒に沼に落ちていくヒロインをニヤニヤできる作品。
最初は親友に忍び寄る怪しい人物として警戒心をあらわにしつつ接触していたはずが、初回から化けの皮が剥がれて、そこからはただただ評価が変っていくというギャップ系の典型的なパターン。
そんなキャラが形を変えて二人とか、どちらでも楽しめる作品に…
そして、恋愛初心者であるヒロインが主人公に自分の本当の姿を見られても引かれることなくそのままを受け入れ、親友と”同じ”対応をしてくれるところから始まるが、、、
双方作中で『幼馴染の性別が違ったら”恋人にしたい”』と明言しているからその結末も納得。
一つ言えるのはヒロインのデレかたが本当に可愛い。
フィクションよろしくの妄想よし、てんぱっての噛み噛みもよしと話が進んでいくにつれてそんな様子が増えていくのでヤバいですね。
そこにプラスして弱点も多いというのも加点か？
今巻ではメインの話であった親友の恋仲に決着がつき、主人公と新たな接点を作ることにしたヒロインがだ、、、
ラストで主人公の過去が語りで登場していた”もう一人の幼馴染”の登場でどうなるか…
次巻は波乱の幕開けになりそうなのでとても楽しみです。
