わたし、二番目の彼女でいいから。6

ラノベ

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あらすじ

この関係は、この感情は今度こそ秘密――。大学生編、再びの泥沼へ突入。
三年ぶりに会う橘さん。彼女の感情はあの時から変わっていなかった。まるで子供が宝物を扱うように、想い出を握りしめたままで……。
けれども俺には遠野との未来があって、誰もが傷つかず、幸せになる落としどころを探さなくちゃいけない。
早坂さんと感傷的な気分に溶け合うのも、宮前からの誘惑だって、すべては一過性のものであるはずだ。
だからこの関係は、否応なく沸き立つ感情は、今度こそ隠し通さないと――。
大学生編、再びの泥沼へ突入。


おすすめ度:★★★★★


感想


 もうね、、、あらすじどころか、前の巻から今回の結末はわかってたんだよ…

 恐らく多くの読者が同じ感想を抱いたと思います。

 大学生になって成長を遂げた。

 哲学に触れて成長した。

 1人を選んで成長した。

 うん。わかってるわかってる(棒)

 桐島による見当違いの行動の多数によって成長した”よう”に自分で感じたかっただけなんだよね。

 我々は君が一切成長してなかったってわかってるよ。

 そもそもあの凄惨な高校編で、行動を起こしたのは早坂さんと橘さんだったし、君は一切清算してないよね?

 それでいて今回の遠野と宮前という雰囲気は違っても前回の二人と似た匂いがする女性に手を差し出し、自分で決めているようで決めず、流されている様子。

 そして頑張っている桐島を見て”先”に進もうとする前ヒロインの二人…

 罠にしか見えなかったが?

 どう頑張っても未練しかなかったし、この二人全く諦めてないよね?

 うまくそういう描写を隠していたけどこっちには全く隠れてなかったから!!!

 そして様々な”言い訳”のもと不貞行為を良しとする桐島…

 浜波警察もお手上げの状況。

 前の巻では遠野がメインで宮前についてはどこでやるかというチキンレースだったわけだが…

 今巻ではポンコツ可愛い姿が多く、最高です。

 今後は初代ポンコツの橘さんと別のベクトルでもポンコツ同士の掛け合いもあると嬉しい。

 そしてとうとう出てしまった…

 恐怖度代名詞・・・『わたし、二番目の彼女でいいから』

 成長してない!!!

 前回もそういって”1番”を狙ったからそういう顛末になったよね?

 今回も結局”1番”にしかなれないメンバーが増えただけだし!!!

 次巻以降このメンバーでどのように展開されていくのか…

 怖くも、楽しみでもある本作。

 ここからが本番なので、今後も追いかけていきたい。

 …で、次巻はいつ発売ですか?

 早く続きが読みたいのですが?

わたし、二番目の彼女でいいから。5

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