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あらすじ
運命に導かれるかのように立ち寄った海底ダンジョンで、ついに『不死の魔本』を手に入れたマルス。
だが喜びもつかの間、シオンは海神との戦いで自らの命を削り、瀕死の状態だった。
迷うことなく、シオンに不死の魔法を使うことに決めたマルス。
そして一行は再び旅をはじめる。
「世界樹で待っている――」
全てを恨み、壊すために生きる男《漆黒》を倒すために。
世界樹・ユグドラシルを攻略し、世界を救うことができるのか――。
新たにシオンも加わり、結束力を強めたマルスたちの運命は……。
とろける程に甘くて楽しい異世界ほのぼのライフ。大感動の最終巻!
おすすめ度:★★★★
感想
不穏な空気から始まった今巻だったが、蓋を開けてみればいい意味で今まで通り。
前の巻で登場したラスボスである『漆黒』との対面、そしてその後の彼の不可解な行動の数々を得て、決着へ…
今までは女性陣との親交を深めるために1冊使っていたが、ここに来てラスボスという名の自らの鏡と言えるような存在を理解するための話に。
ボスラッシュもすごかったが、それよりも、今まで登場したライバルたちの再登場に胸躍る展開でした。
もちろん、彼らもそれぞれ活躍の場を与えられ、満足です。
ラストもやはり鏡のような『漆黒』の想いを汲みとった最高のラストでした。
そして、表紙からわかる通り、最高のハーレムが完成し、全員の幸せな表情がたまりません。
無事完結おめでとうございます。次回作も期待しております。
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