ソード・オブ・スタリオン

ラノベ

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あらすじ

鋼鉄の巨人を駆り、王女を口説け!
「王女を一人、口説いて欲しいんだ。遅くとも十カ月以内にね」
ラス・ターリオンはフリーの傭兵。単独で上位龍すら倒すほどの実力を持ちながら遊郭に入り浸り自堕落な日々を過ごす彼は、極東の種馬と呼ばれて皇国中の人々に蔑まれていた。
そんな彼の前に、死んだはずのかつての婚約者、皇女フィアールカが現れる。
存亡の危機に陥っている祖国を救うために、ラスを皇宮に連れ戻した皇女の目的――それは皇太子の婚約者である隣国の王女ティシナを、ラスに寝取らせることだった……!
魔獣の棲む惑星で国家の存亡をかけた政略結婚に挑む騎士と皇女の、異世界戦記ファンタジー。


おすすめ度:★★★★★


感想


 流石の一言。

 このタイプのファンタジー作品好きにはたまらない設定盛りだくさんの上に、テンポもよく、飽きさせずに最後までサクッと読めました。

 剣に魔法に巨大ロボ、さらにドラゴンと、、、みんな好きですよね?

 1巻ということでさわりの部分が多かった本作。

 今後の展開に期待が持てる部分も多く、楽しみが尽きません。

 サブタイトルから何やら不穏な空気も感じることができましたが、そんなことは全くなく。

 誠実を絵にかいたような物語。

 どこまでやっていたのかはぼやかされた部分もありますが、なんだかんだ言って雌伏の時を過ごしていたのはわかります。

 そして、主人公最強物かと思いきや、その出鼻をくじくように登場する”師匠”による洗礼。

 さらに一部分ではヒロインのほうが主人公より秀でているという事実。

 存在だけ語られる潜伏先の同僚たちはどれほどの実力を秘めているのか…

 そちらの登場も楽しみですね。

 そして、ラストで登場し、今回のターゲットである王女も登場しましたが…

 設定がうまくにおわされているせいですごく気になる引きに…

 万人受けする”設定”、躍動感ある”文章”、魅力的な”キャラクター”とおすすめできる部分が多いので、今から読んで追いかけて損はないと思います。

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