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あらすじ
【玄】の勇将・オリドを退けた俺達だが、
都には敵の本軍が迫り、今や風前の灯。
陰謀に踊らされる飛鷹が不穏な動きを見せる中、
俺達の次なる一手は西域防衛か、それとも……
「勝って――俺達の故郷をっ! 『敬陽』を取り戻すっ?」
――親父殿が愛した『敬陽』を奪還する回天の策か。
軍師・瑠璃が光明を見出すのは、【伝国の玉璽】と皇妹殿下・美雨。
温室育ちだった彼女も、俺達との行軍の中で徐々に成長し……
「全てを変える『覚悟』は出来ています」
救国の美姫の決断で、乱世が動く。
転生英雄と美少女達の華流戦乱ソードファンタジー。
ついに訪れる、逆転の夜明け。
おすすめ度：★★★★
感想
様々な思惑が絡みつき、時間が無い中『覚悟』と『決断』を迫られる本巻。
なんだかんだ言って一番注目してほしい点は美雨の成長。
流れに任せるままに行動していた彼女が、今巻で様々な決断を迫られ、その結果を注目してほしい。
『覚悟』したことにより、性格にも変化が表れ、個人的には終盤の彼女には好感が持てます。
そして、彼女の台頭により『舞台』に上がり、これでだいぶ役者はそろったか？
ラストでは衝撃の展開も待っており、結構早い段階で両雄の直接対決が次巻見れると思うととても楽しみです。
『武』と『知』が交わるときにどのような展開が待っているのか、そして、まだまだ『裏』で動いている者たちの行動にも注目。
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