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あらすじ
「学区が帰ってきたぞぉぉぉ!!」
美神の派閥との戦争遊戯が終結し、慌ただしく後始末に追われる迷宮都市に、その『船』は帰港した。
『学区』。ギルドが支援する、移動型の超巨大教育機関。
ひょんなことから学区に潜入することとなったベルだったが、ある人物と似たハーフ・エルフの少女と出会う。
「私、ニイナ・チュールっていうの。よろしくね、ラピ君!」
様々な出会い、『騎士』との邂逅、そして学園生活。新章とともに新たな冒険が幕を開ける迷宮譚十九弾!
これは、少年が歩み、女神が記す、
――【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】――
おすすめ度:★★★★★
感想
フレイアファミリアとの戦争遊戯が終了し、その後の展開が漸く解禁!!!
さらに『ソードオラトリア13』の本編筋がどうなっていたかという答え合わせも併せて楽しみな巻でした。
ソードオラトリアでもそうですが、オラリオ・ストーリーズでも少し語られているフレイアファミリアのメンバーのその後に対して気になってもいましたしね。
さて、戦争後の初めはやはり『祝勝会』から始まるのは”冒険者”でなくてもあり得るので、そこからの怒涛の展開はよかったですね。
それにしても、ベルが学園に入るきっかけもまぁ、予想通りの展開だったが、いつも通りと思うととても面白いですね。
そして、レフィーヤの時もそうでしたが、『学園』が与える”影響”は大きかった。
今まで話題に上がらなかったオラリオの”外”の状況をそれぞれに把握させるという目的…
そして『学園』の生徒を一段階上に押し上げる動きを求め、それぞれの視点から見れたのはよかったですね。
ベルがなぜ最後にあんなボロボロで登場したのかもわかりましたし、生徒と行動したことにより新たな”視点”に気づけた二人。
まだまだ成長する二人の今後の活躍やいかに…
そして、今巻登場した新たな兎の被害者は新たに定めた自身の目標を達成できるのか?
ほしい人材としては100点だが、兎にほだされた新たな被害者を良しとする神じゃないしなぁ…
次巻もとても楽しみです。