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あらすじ
超級ボス『白鯨』を撃破した、船坂叶馬(ふなさかとうま)率いる倶楽部『神匠騎士団(アデプトオーダーズ)』。レイドクエスト『海淵の悪魔』クリアによって得た経験値により、参加したメンバーそれぞれが上位クラスへとクラスチェンジを果たしていた。さらなる深層へと歩みを進めるべくダンジョンの第10階層へとやってきた叶馬たちの前に、界門守護者(ゲートキーパー)『伝説級擬態木(レジェンドエント)』が立ちはだかる。驚異的な再生能力を誇る難敵に対して、まさかの叶馬との相性の悪さが発覚。これから先を見据えて叶馬以外のパーティメンバーでの撃破を模索していくなか、Aランク倶楽部『黒蜜(ブラックハニー)』からレイドクエストへの共同参加を申し入れられーー。新感覚、学園ダンジョンバトルストーリー第6弾!!
おすすめ度:★★★★
感想
順調に”既知外”ダンジョンを攻略し、頭が痛くなるような行動を繰り返している『神匠騎士団』の面々。
レイドクエストのクリアによってさらにレベルが上がり、クラフターの面々もさらに特化した性能になっていっている本作。
今までの境遇を考えるなら幸せを感じている今の状況がとても素晴らしく思える。
どんなにご都合主義だとか、チートだとか言われてもその前が不遇+不幸すぎてすべて許してしまえる。
クラフターのみんなはこの調子でどんどんたくましくなっていってほしい。
みんなの成長がみられるのもいいものだが、今巻のメインはわんこ先輩が持ってきた合同レイドクエスト!!!
叶馬の影響力かそれとも静香の祈かはわからないが、今回も『都合よく』停滞したダンジョン攻略に役立つ内容。
もちろん我らがトラブルメーカーが絡んでいるのだから普通のクエストのわけがなく、何事もなく無事に終われるわけでもなく…
今回初登場のわんこ先輩の倶楽部『黒蜜』のメンバーと共に和気藹々?とクエストスタート(笑)
もちろんクラフターの活躍は今まで以上のものになっており、拠点づくりから必要な物資調達と多岐にわたる活躍をそれぞれができるところでやっているのも〇
元々ノクターンノベルズ発の作品なのでそういうシーンもありますが、設定や戦闘シーンなどもしっかりしているので、是非読んでほしい一冊になっています。
それにしても、倶楽部のリーダーがハブられた状態で問題なく会議が進むって…
上が駄目なら下がしっかりするの典型的な例に…
一応何事もなく次巻が発売できて、なおかつ内容が変わらなければ期末試験の話になると思うので、是非出てほしいです。