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あらすじ
大人気アイドル“ミルフィーユスターズ”との文化祭を終えた専業主夫志望の志藤凛太郎(しどう・りんたろう)は、突如父親から会社に呼び出される。そんな彼の前に現れたのは幼馴染の天宮司柚香(てんぐうじ・ゆずか)! 柚香が現れたことで、凛太郎は心の中の素直な感情に気づく――。さらに、玲(れい)から夢だった武道館ライブが決まったことを聞いて……?
「武道館ライブが終わるまで、私たちと一つ屋根の下で暮らしてほしい」
来たるライブまでの時間を、ミルスタ三人と昼と夜も一緒に過ごすことになり!?
むずむず&ドキドキ必至な半同棲ラブコメ、出会いと別れ――そして物語が一歩ずつ進み始める!
おすすめ度:★★★★★
感想
前の巻で凛太郎が父親に呼び出されるところからのスタートだが、スタート時点から結構な暗雲が…
元々凛太郎の父親が大企業の社長だというのはわかっていたが、今回の呼び出しは後継者としてのどうのこうの系だと自分も思っていました。
今巻のテーマを考えるなら『家族』ですね。
不器用な志藤家ですが、凛太郎が様々な”家族の形”を体験し、玲の父親と話すことで視野が広がるという何ともいい話。
家族の形と一言で言ってもその家庭・家庭で違ってくるので正解というのはないのですが、当たり前ですが、その家にはその家のいいところがあり…
そしてラストでは和解と自分の考えが変わらないことを示し、自分の求める”未来”へ…
もちろんラブコメパートも順調?に進んでおり…
玲に遠慮をして一歩引いていたカノンも遅れてヒロインレースへの参戦を表明し、ついにミルスタ3人の凛太郎争奪戦がスタートと言いつつ、凛太郎の気持ちは…
という流れの中でついにミルスタの武道館ライブが決定!!!
一つの目標が目の前に迫る中、ミルスタの3人と凛太郎の仲はどうなるのか…
そして目的を達した玲はいったいどのような”未来”を思い描くのか…
次巻もとても楽しみです。
ちなみに今巻初登場の柚香ですが、いろいろ有利属性を持たせてもらったようですが、特に何もなくフェーズアウト。
一応物語を引っ掻き回してくれたのと、凛太郎の成長の一押しになったので、そこに関してはgood!
ミルスタの3人が強いということもあるが、今後の再登場の目はあるのか?
あと、最後の凛太郎の父と柚香の父の会話は普段の空気感とは違ったものが感じられましたし、その年だからこその”気づき”があると勉強させられました。
凛太郎の父親はせっかく和解したのだから是非今後も登場してほしい。
というよりも凛太郎の手料理を食べた時の反応が見たい(願望)
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