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あらすじ
昔から何かと女性関係のトラブルに巻き込まれる俺、九重雪兎。
そんな俺を頼って、異母妹・祇京ちゃんがはるばる京都から訪ねてきた。
「毒親」から逃げてきたという祇京ちゃんを九重家に匿った俺は、彼女を助けようと考えるが――
「アンタ自身が理不尽と戦わなくちゃ、先へは進めない」
悠璃さんや同じ妹枠の灯織ちゃんの言葉を受け、彼女も変化を見せるのだった。
一方、灯凪や汐里はいつの間にか自身の進む道を見据え始めていた。
俺としては喜ばしい一方で、置いていかれたような寂しさもあり……?
傷つきすぎた彼と傷つけた彼女達が紡ぐ勘違いラブコメディ、第5巻!
おすすめ度:★★
感想
恋愛をしないラブコメもついに5巻。
徐々に自立していくヒロイン達だが…
4巻のラストに突如現れた”妹”。
今巻はそれを中心の話になるのかと思ったら…
今までもそうだったのだが、視点の切り替えが急すぎて処理に戸惑うことが多々…
何の前触れもなく唐突に場面が変更するのはいいが、変更される場所が毎回唐突過ぎる。
そして重要かと思われた”妹”の問題もなんだか片手間のように解決…
残ったのはおなじみの行動をする妹とその母という何ともな形…
一応最初のころに問題を解決した面々が自立し始めているのがうかがえたので、その部分だけはよかった。
『ラブコメ』として読むと評価が著しく下がるので、『ギャグ』or『コメディ』として読むほうがよさそう。
突飛な展開が続くが、コメディとしては面白いので自分はもう少し読もうと思う。
せめて氷見山さんくらいエピソードを掘ってくれると憂いしいのだが…(個人的にはあれでも少なく感じた)
ハーレムメインバーが一堂に会する住居が出来そうなので、それがどのような形で完成するのかだけ気になるところ。
←俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです 4