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あらすじ
定年祝賀会の帰り道、酔って寝たはずの俺は、異世界の貴族の美少年・ルッツの体になっていた。
女性しか魔法が使えないこの世界で、「種馬」としての才能を測るべく、8人のお姉さんと子作りする「洗礼」を受けたところ、チート級の子種があると発覚! 姫様との婚約を命じられ、前世の知識を活かして戦争に勝ち、爵位までもらってしまった俺が、女王様から命じられたのは…魔物がひそむ南部の森の開拓⁉︎
おすすめ度:★★★★
感想
戦争に勝って爵位と領地を貰って、ここから領地経営系かと思ったら…
しかし、蓋を開けてみたら王位継承のための裏工作という名の愛人を増やす作業がメイン。
これに関しては世界観的にしょうがないことではあるが、せっかくの領地経営なんだからもう少し…
それとも、部下をうまく使って経営していると言い換えればいいのか?
領地経営が読みたかった人にとってはちょっと肩透かしか?
今回のメインの”愛人”枠は2人で、ともに将来のために必要な人材だった。
さらに、ルッツのあずかり知らぬところで組織されていた”親衛隊?”の存在も今後の楽しみになってくる。
それらとは別に幸福な話題も二つあり、そちらに関しては概ね満足。
個人的には王配になるのはもう少し時間をかけるのかと思ったら結構あっさり終わったのには驚いたかな?
そして、そこから始まるのはタイトル通りの行動。
そろそろ”子供世代”も登場するか?
祝福が多めだった今巻だが、その分不穏な空気も漂っており…
次巻以降放り出してしまっていた”問題”がどのような災厄になって降りかかるか…
次巻以降も楽しみです。
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