灼眼のシャナSIV

ラノベ

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あらすじ

11年の時を経て、『灼眼のシャナ』最新刊が登場!
新世界『無何有鏡(ザナドゥ)』。この混沌に包まれた楽園を進む、2つの影があった。
その正体は『炎髪灼眼の討ち手』シャナ、そして『廻世の行者』坂井悠二。二人はこの新世界に秩序をもたらすため、今なお戦い続けていた――。
「なにもかも、先は長いな。道も、険しい。でも、長く進むに、値する道だ」
本編完結後、新たな世界へと旅立ったシャナと悠二の足跡を描く『アンフィシアター』『クイディティ』、そして掌編小説3編に加えて、書き下ろしの新作小説2編を収録。
11年の時を経て紡がれる、新たなるシャナの伝説を、ここに。


おすすめ度:★★★★★


感想


 まず、シャナの新刊ということだけでとても楽しみにしていました。

 当時アニメを見て面白いと思いその勢いのまま衝動買いで当時発売していたすべてを買ったのは懐かしい思い出。

 そして11年の時を経て読んだ第一印象ですが、「こんなんだったなぁ」という回顧の思いと、SってⅢまでしか出てなかったんだということ。

 10年ぶりの新刊ということで問題はいくつかあったが、、、

 当時の記憶を思い出しながら読み、まず、主要人物以外の登場人物を覚えていないのが一番大変だったところ、、、

 『シャナ』が『悠二』が、それ以外多くが、『ザナドゥ』という新世界をどのように歩んでいるかという気になる部分が補完されたことに。

 新世界でそれぞれの勢力がどのように動いているのか、とても興味深かったです。

 精神的に成長したシャナを見れたのがとても嬉しかったです。

 この新世界をこれからどのように歩んでいくのか、そして自分の”存在”に悩んでいるもの。

 今後どのような”世界”になり、”紅世”や”古世界”との繋がりもどうなるのか、今後も新刊を出してほしいと思わせる内容になっていました。

 原作ファンはもちろん、アニメやマンガでしか読んでなかった人には是非読んでもらいたい。

 11年という時を経て色あせない作品だっただけにとても満足いく作品でした。

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