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あらすじ
「これは契約結婚だ」「はい、ありがとうございます!」「……は?」
類まれな能力を持ちながら、家族に“無能”と虐げられて育った令嬢・エイヴリル。素行の悪い義妹の身代わりに『好色家の老いぼれ公爵様』のもとへ嫁ぐことになるが、実際の公爵・ディランは、噂とは真逆の美しい青年だった。彼が望む「悪女を妻に迎え、三年後に離縁する契約」は、エイヴリルにとって未来の自由を意味する絶好の条件。張り切って“悪女”を演じる不思議な“才女”に、周囲は困惑しつつも次第に惹かれていく――
おすすめ度:★★★★★
感想
web版を読んでおり、見知ったタイトルだなぁ・・・と思い購入。
内容としては追放ざまぁ系なのだが、恋愛要素が強いため、普段読んでいるのよりも恋愛要素が強い作品が読みたい人は手を出してもいいかも。
今回表紙でヒロインが仮面舞踏会用の仮面を持っていますが、本人はそんなところに行ったことはなく、行けるほど剛胆でもありません。
というか、超が付くほど初心です。
それでありながら「悪女」になろうなろうとする様子は周囲もそうですが、読者目線でもとてもかわいらしく、かわいらしい「悪女」ムーブをするたびに狼狽するのはやめてほしい。
一応断罪ものということでそういうシーンもあるといえばあったのですが、そのほとんどが自業自得で、ヒロイン自身は頑張って「悪女」を演じていただけなので・・・
断罪されるキャラとしてはこちらも結構愛されてもいいキャラなので、是非その後の話も読んでみたい。
web版では現在後日談というか、結婚前に初めての「仮面舞踏会」に行く話もあるので、興味を持った方は是非読んでみて下さい。
彼女のたぐいまれな才能の一片も見ることができるのでお勧めです。
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