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あらすじ
乙女&ギャルゲー世界で、彩禍ヒロインズを攻略せよ!
魔術師たちの鎮魂を祈る『巡魂祭』の準備に追われる〈庭園〉内で、集団昏睡事件が発生する。
昏睡の原因となったファンタジーゲームにプログラムを組みこんだ人物は――
『久しぶり。――会いたかったよ、お姉ちゃん』
何年も前に死んだはずのヒルデガルドの妹・エデルガルドだった!
生徒たちを助け出すため、ゲーム世界にログインした無色たちだが……。なぜか乙女ゲー、ギャルゲー設定のNPC彩禍たちが立ち塞がり!?
「じ、実は……あの彩禍ちゃんのキャラクターモデルを作ったのは……私なの」
ゲーム世界でヒルデガルドが制作した彩禍ヒロインズたちを攻略せよ!
おすすめ度:★★★★
感想
3巻から続いている『騎士』にフューチャーした内容で、今巻はヒルデガンド回。
もうね、今までで一番肌色成分が多い表紙ということで、どんな内容なのか楽しみにしていたところ、カラーイラスト&あらすじでだれが背後で今回の絵を描いているかがわかりやすすぎる。
シルベルの親であり、技術部長という地位から、今回はそれらを強く意識した内容に。
今までの『現実世界』からの侵攻とは違って『電脳世界』という本当に現代の自分たちの生活には切り離せなくなったガジェットを介しての侵攻。
特に敷居が低くなった『ゲーム』を媒体にした話は最近では王道になってきた感じがあり、面白かったです。
ヒルデガンドの力もそれに合わせた形になっているので現実ではどうなるのか気になるところ。
今回は『電脳戦?』ということで結構めちゃくちゃな展開でも許させる部分もあり、逆にあり得ないからこその面白さが(笑)
ほかの面々もそうだったのですが、彼女にも『過去』の苦難が襲い掛かり、『過去』を乗り越えることに…
今後の彼女の活躍に期待。
そして、彩禍メインというよりも彩禍オンリーの恋愛ゲーとか一部のメンバーにぶっ刺さる内容に本当に(笑)
今回はメインではなかったので、あれですが、下手したらあれだけで1冊作れた?
ラストには今まで沈黙を保ってきた無色の”家族”が接触してきて、、、ここからどのような展開が待っているのか?
続きがとても気になる展開でした。