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あらすじ
葉桜陽の通う高校には、二大美少女の秋実真凛と根本佳純がいる。
いつものように下校しようとした陽は、真凛が振られる姿を目撃してしまう。
しかも振った相手の彼女は、なんと陽の幼馴染みの佳純だった……!
去り際の真凛の表情に思うところがあった陽は、失恋から立ち直る手助けを提案。
行動を共にする陽と真凛の姿は校内でも付き合っていると噂になるが、真凛は気にするどころかさらに距離を縮めてきて……?
そんな二人を見た佳純は、疎遠だったはずなのになぜか陽へと急接近!
それに真凛が対抗して、陽は再び起こる恋の戦争に巻き込まれていく――!?
おすすめ度:★★★★
感想
タイトルに惹かれて購入。
冒頭部分読んで昔webで読んでいたことを思い出したのは最近多い…
さて、重要な内容に関してですが、、、
今巻ではタイトルの前半部分である”負けヒロイン”をフューチャーした形になっており、もう一人のヒロインである”幼馴染”に関しては今回は深いところまでの深堀はされていない感じだが、それはそれでじらされている感がして次巻が楽しみです。
そして今巻では”負けヒロイン”がメインということで、心が弱まって隙をつくといっては何ですが、慰め、元気を取り戻してもらうところからスタート。
心のケアをメインにしているため、タイトルのような状況になるのはいいですし、そもそも”負けヒロイン”から勝っていくというようなストーリー展開が結構好みでした。
1巻、そして正統派ヒロインということでそこまでのひねり自体はなく、序盤から中盤にかけてはヒロインとの仲を縮めるという王道展開なのですが、中盤以降しびれを切らした幼馴染が絡み始めることで物語が動き始め、そこからが結構面白い展開。
次巻からは恐らく幼馴染ヒロインのターンが始まるので、こちらはどのような展開が待っているのか、そして、この三角関係は今後どのような展開が待っているのかとても楽しみです。