貴族令嬢。俺にだけなつく2

ファンタジア文庫

 こんにちは♪

 本日の一冊はこちら

あらすじ

エレナから自宅へのお誘い……令嬢たちとの焦れ甘ラブコメ第2弾
貴族令嬢・ルーナとのデートを経て、彼女から深くなつかれていく中、それを見た同級生の貴族令嬢・エレナから俺は家へ招待される。その招待状で縁談のにおわせまでされてしまい!?
「簡単な話よ。あなたと一緒に過ごしたいの。『すぐに帰らないで』ってこと……」
恥ずかしがりつつも、強く誘ってくれるエレナに応え、俺は家にお邪魔し、エレナの部屋で二人っきりで過ごすことになる。
そうしてエレナ・ルーナと二人の貴族令嬢との距離が縮まっていく中、専属侍女のシアもなんだか甘えたがってるようで――
麗しく品のある。貴族令嬢たちとの甘々学園ラブコメ、第2弾


おすすめ度:★★★★


感想


 今巻は表紙の通りエレナがメイン…

 メインでいいよね?

 シアとのイチャラブのほうが印象に残ったのはシアが可愛いのがいけない!!!

 と、いうことで、1巻でルーナとのデートの後、エレナの父親との話し合いからスタート。

 どのような話になるかは置いておいて相手の父親との話し合いはなかなかクルものがありそう。

 実際どれほど緊張していたかがうかがえる描写も、、、なんだかんだいってラブコメなので、それもスパイスに甘い空気を作りだしていましたが…

 元々の評価、そして転生という二つの側面から自分に好意を抱いてくれる人は存在しないと一線を引いて、気づかないようにしていたが、今巻で、一歩前進!!!

 シア、エレナ、ルーナとタイプの異なる三人から好意を寄せられ、気づかないようにふるまうのは思うところがありますが、マイナススタート(自分のせいではない)ならそんなものかと。

 そして”貴族”という特権階級をうまく生かしてルーナをたきつけるエレナの存在をどうとるかは恐らく読者次第?

 ちなみに自分はプラス方面にとらえましたが、ここは読者にどうとらえるか問いかけれるような面白い描写。

 3巻では一つの区切りになる、パーティーへ…

 想いを秘めた三人はどのような結末を迎えるのか、、、

 前作ではweb版とは変化して完結へと向かいましたが、本作では今のどころweb版に沿っているので、どうなるかとても楽しみです。

 web版でも登場したばかりの最後のヒロインへつながるのか、それとも三人との恋仲になって終わるのか、はたまた前世の常識を引きずって一人に収めるのか…

 どのような最期を迎えるにしろ、その結末自体はとても楽しみです。

 ちょっと違いますが、シアのカラーイラストありがとうございます。

 とてもかわいらしく、最高です。

 個人的には反応が色々可愛いシアが幸せになってくれれば文句ないです。

貴族令嬢。俺にだけなつく

タイトルとURLをコピーしました